今日は1月25日、天神様を下げる日である。
我家では年末に天神様を床の間に飾り、1月25日に仕舞うのが慣わしである。
本来は12月25日に飾るもののようであるが、年末の鏡餅に合わせている。
以前は、天神様は掛軸に加え、土製の天神様と一対の狛犬を飾っていてたが、像の塗り物が剥げてきたため近年は掛軸だけにしている。
娘が大学に入学するまでは、天神様を片付け、代わりにお雛様を出したが、七段飾りのため飾るのも結構大変である。
そこで近年はお雛様を飾らずに別の掛軸に入替えている。
こう何年もお雛様を箱に仕舞いっ放しでは、虫に食われたりカビが生えたりはしないだろうか?
やはり一年に一回空気を入れ替え、防虫剤を交換することによって、何時までも損傷させないようにとの、年中行事の一環のような気もする。
とは言え、今回も雪中南天の掛軸に入れ替えただけとなってしまった。
五月人形はどうしようか?これは金蒔絵・金兜に正絹製と可なり高価な物であったし、雛人形に比しコンパクトであり、今春は是非箱から出してやりたい。