07.10スタート     がんのあれこれ 

がんが判明して色々学び、色々考えさせられた。節目節目で”がんについて”思う事が違うので、書いて(残して)見る

[1-5]告知、緩和ケア、延命

2007-09-29 13:29:45 | 3年経過して
【工事中】

<周りの人に迷惑を掛けないように・・>だけでなく、自分のためにも・・<前向きに過ごす>と言っても、”がん”の2文字から逃れられるものでは無く、やはり”普通に過ごす”事は簡単ではありません。どうしても精神面で2面性に陥ってしまいます。

廻りの人と関わって普通に過ごしている時間がA面なら、一人で”自分の病気はどう悪化するのだろうか・・”、”痛みでどうしようもなくなったら・・”、”あれは、どうしよう・・”、”・・”、”・・”、”・・”と落ち込む時間がB面です。

そんなB面を彷徨いながら、いろいろ考えます。


★告知
告知と言っても色々あり、私にもいずれ訪れます。
・最初の告知は、「残念ながら、がんです」と病名・病状等を伝える事です。現在は、治療の方針などの合意を得る必要からも、患者本人にも説明することが基本になっています。

・次は、外来診察や治療を続けて行く中での、進行や再発・転移があった場合の告知です。状況が厳しい場合は、家族の希望によっては、本人には伝えられないこともあるようです。

・そして、終末の「余命告知」です。月単位の余命から、週単位の余命へと進みますが、この段階は、本人は知らされず家族だけに告げられることが多いようです。

自分は、全ての告知を受け入れるつもりでいるが、精神力があるんだろうか???
家族の気持ちの方を優先して対処して頂くべきなのだろうか???


★緩和ケア
・前立腺がんは、骨への転移が起きるなど、”予後が悪いがん”と言われています。進行が遅い分予後も長くなると思うと、自分も嫌だが家族に迷惑を掛ける事から今から大変辛い気持ちになります。

一つは、使用する薬の問題があります。抗がん剤とモルヒネの使用です。
抗がん剤を使う場面がくるかどうか分かりませんが、副作用がきついので、拒否する人が増えています。モルヒネは、痛みは緩和するけれども意識が薄れる事があり、家族との会話が出来なくなると言うことから、”我慢”を選ぶ人もいます。こんな問題も話し合っておく必要が出てきました。

★延命治療
・大変難しいテーマですね。病人本人と家族、そして兄弟・親族等の考え方は正反対と言っても良いほど違っている気がしますので、もう少し先になってから、学ぶ事にします。

★お墓の問題です。
・今は、色んな考え方があるようですね。子供達の時代に迷惑にならないように、それでいて、何時までも家族でいられるような”永代供養”等のあり方も勉強したいと思っています。


ひとつひとつがなんと重い事。でも、これも”前向きな話”と受け取って話し合っていきたいと考えています。

今は、<全ての告知を受け>、<病状が悪くなっても過剰な治療は受けずに、痛みなどの緩和ケア中心で>、<特別な延命治療は望まない>と、大雑把に考えていますが、今後、家族とも相談しながら、自分の意志を残していくようにしたいと思っています。