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クラシック音楽の解説

パノハ弦楽四重奏団 演奏会

2016-02-06 06:35:19 | 日記

 

クラシック倶楽部 2016年2月5日

25

NHKBSプレミアム

午前5時00分~午前5時55分

パノハ弦楽四重奏団&岡田博美 演奏会

チェコを代表するカルテットとピアノ岡田博美、ベテランの共演 ▽パノパ弦楽四重奏団&岡田博美 演奏会【演奏曲】(1)モーツァルト作曲:弦楽四重奏曲 ト長調 K.80 (2)シューマン作曲:弦楽五重奏曲 変ホ長調 作品44 ▽【収録】2015年12月2日(水)浜離宮朝日ホール

楽曲

「弦楽四重奏曲 ト長調 K.80」
モーツァルト:作曲
(弦楽四重奏)パノハ弦楽四重奏団
(14分03秒)
~浜離宮朝日ホール~

「ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44」
シューマン:作曲
(ピアノ)岡田博美(おかだひろみ)、(弦楽四重奏)パノハ弦楽四重奏団
(24分53秒)
~浜離宮朝日ホール~

パノハ弦楽四重奏団


The Panocha Quartet

photo

弦楽器王国ともいうべきチェコの誇る、代表的な弦楽四重奏団。往年のスメタナ弦楽四重奏団の育ての親、ヨゼフ・ミツカ教授の弟子達によって結成され、1971年に正式に活動を開始した。以後75年プラハの春国際弦楽四重奏コンクールにおいての優勝を皮切りに、ヨーロッパ全土、またアメリカ、カナダ、日本、イスラエルほかにおいても定期的に演奏会を行い、エジンバラ、ザルツブルク、プラハ等の国際フェスティバルに参加している。録音にも積極的で、そのレコードは多くの賞を受賞。特に83年にはマルティヌーの弦楽四重奏曲第4番、第6番の録音に対してパリでアカデミーシャルル十字勲章を受章している。ドヴォルジャーク、スメタナ、マルティヌー、ヤナーチェクなどのチェコの音楽に重点をおいて活動しているが、広範囲にわたる彼らのレパートリーにはハイドン、モーツァルト等のウィーン古典派やロマン派の作品、そしてバルトーク、ショスタコーヴィチといった近・現代の作曲家までも含まれる。パノハ弦楽四重奏団は世界の有力クァルテットと同様、切れ味のよいアンサンブルの呼吸の持ち主であるが、その響きには現代風の冷たいタッチとは一線を画する、ボヘミア独特の練り絹の手触りとでも言うか、曰く言い難いしなやかな感触があるのが大きな特徴である。80年に初来日し、その後も来日を続け、近年では草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに毎年出演。舞台に上るたび、完璧な技巧と温かみ溢れる音色で聴衆を魅了している。

 

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