SMA,EMA(単純移動平均線、指数平滑平均線)
テクニカル分析指標のSMA,EMA(単純移動平均線、指数平滑平均線)について
移動平均線は最もよく使われるテクニカル分析指標です。
考案者はジョセフ・グランビル。
- SMA(Simple Moving Average:単純移動平均線)
直近のn個のデータの単純な平均です。
SMA=(1個目の値+2個目の値+…+n個目の値)/n
例えば直近5日のドル円が古い方から100円,102円,104円,106円,108円だとしますと、
1日でのSMA=100/1=100
2日でのSMA=(100+102)/2=101
3日でのSMA=(100+102+104)/3=102
4日でのSMA=(100+102+104+106)/4=102.5
5日でのSMA=(100+102+104+106+108)/5=104
となります。
- EMA(Exponential Moving Average:指数平滑平均線)
古いデータより最近のデータを重視した平均です。
1個目:SMAと同じ計算です。
2個目以降:(1個前のEMA)×(1-α)+2個目の値×α=(1個前のEMA)+α×(2個目の値-(1個前のEMA))
※α(平滑化定数)=2/(n+1)
例えば直近5日のドル円が古い方から100円,102円,104円,106円,108円だとしますと、
1日でのEMA=SMA=100/1=100
2日でのEMA=100+2/(2+1)(102-100)=101.33
3日でのEMA=101.33+2/(3+1)(104-101.33)=102.66
4日でのEMA=102.66+2/(4+1)(106-102.66)=104.00
5日でのEMA=104.00+2/(5+1)(108-104.00)=105.33
となります。
SMAが単純に平均を出しているのに対して、EMAは直近の値を重視した平均になっています。
そのためEMAは直近の値動きに対して反応が早く、特に海外では好んで使われるようです。