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趣味と仕事と。。。

自分の好きなことを好きなように紹介してみます。

面接官としての見方<転職活動(①自力で探す)編>

2005年07月06日 | 仕事
前回に続いていますが、今回は『①自力で探す』転職活動の方法について書いてみます。

活動の方法としては、
 ・転職サイトに登録する
 ・いろんな会社のHPの採用情報を自分で見つけて応募する
 ・ハローワークに行って求人を探す
などがあるでしょう。

<メリット
 ・自分の好きな求人を自由に探せる
 ・自分で面接などの日程調整ができるのでスピーディー

<デメリット
 ・仕事をしながらの活動がしづらい
 ・同じ求人に対して多くの応募者がいる可能性が高い(倍率が高い)


また内定を取った後には報酬交渉になりますが、
これを自分でできる、という点がありますが、
これをメリットと思うかデメリットと思うかは人によって違うでしょう。

ただ転職活動が初めてであれば、
この報酬活動はできれば自分でせずに第3者にしてもらう方がいいかもしれません。
せっかく内定をもらったのに交渉中に関係がギクシャクする可能性があるからです。

なので個人的には次に紹介する ②人材会社を利用する をお勧めします。
それは次回紹介します。

面接官としての見方<転職活動編>

2005年06月29日 | 仕事
ちょっと間が空きましたがおまっとさんでした。(別に待ってないって?)
自分としての転職活動についてのあれこれについて書いてみようと思います。
私も派遣会社で営業をやり、転職活動して人事になったので、
いろんな方向の視点を持っているつもりです。

転職活動の方法としては大きく分けて3つあると思います。

 ①自力で探す(転職サイトなどを利用)
 ②人材会社を利用して探す(派遣・紹介予定派遣・紹介)
 ③コネクションで探す
(ヘッドハンティングなどの引き抜きはここでは含めないでおきます)


③は説明のしようがないので置いておきますが、
8割ぐらいの人は①か②で転職しているのではないかと思います。


自分も経験して分かりましたが、「転職」ってとてもエネルギーが必要ですよね。
かなりの決意があって、かつ思い切ってやらないととてもできないです。
やっぱり最初の転職ってとても怖かったです。
「次の会社でうまくやっていけるか」、「人間関係は?」、などなど。

人事の立場から見ると、中途採用の中では「初めて転職する人」が一番ほしい層です。
いわゆる「転職グセ」がついていないため、
今後も長く勤めてもらえるだろう、という期待があるからです。
(まあ求人の年齢層が30代後半以上とかだったらまた別ですけど…)
20代の転職であれば転職時に経験社数がMAX2社まででしょうね。

次回は①と②の活用方法(メリット・デメリット等)について書こうかと思います。

面接官としての見方<中途採用編>

2005年06月20日 | 仕事
中途採用のリクエストもいくつかいただいているので、早速書いてみました。
この採用関係の話、シリーズ化してみようかなぁ…。

①履歴書
やっぱり中途採用でもあまり見てません。
中途採用の場合はむしろ「職務経歴書」をしっかりと見ます。

②職務経歴書
どのような会社でどのような仕事をしてきたかを書くのが職務経歴書。
こちらが求めているような仕事をしてきたかどうかが
これをみてある程度分かるので細かくチェックします。

時系列で書かれてあるのが一番見やすいです。
その時々であったイベントや仕事内容を箇条書きなどにすると良いでしょう。

最後に自分には何ができるかの自己PRがあるといいと思います。
例えば「英語が得意」とか、「エクセルに強い」などがあって、
それを今までどのように活用してきて今後はどうしたい、
のようなことが書かれてあると、判断しやすいですね。

③面接
職務経歴書に書かれてある事を中心にヒアリングします。
その中で自分の信念や考え方がどのように入っているのか、
壁に当たった時(本当にぶつかるのは僕が酔っ払った時だけ…)に
どのような方法で解決するのか、など聞きます。

基本的にはコンピテンシーインタビューを行っていきます。
(参考:『できる人、採れてますか?』)


<本:『できる人、採れてますか?』>

実際の行動をした場面を思い出してもらって
その時に行ったことを細かく話してもらいます。
その中でコンピテンシーを抽出してレベル度を計ります。

あとは月並みですが「コミュニケーション力」を見たり、
想定している配属先での人間関係を予測して
採用するかどうかの判断をします。


新卒でも中途でも共通して言えることですが、今まで
何か「目的意識」や「問題意識」を持って日々活動しているかどうかで、
その人の仕事に対する行動力が自然と分かってきます。

ですからどんなにいつも仕事が忙しくても、
目の前にあることをただやっているだけの人にとっては
満足のいく就職活動ができる確立は低くなってくるでしょう。

…とまあ、また偉そうに語ってしまいました。。。
役に立つかは分かりませんが、もし良かったら参考にしてみてください。

次は「じゃあどういう風に活動をすればいいの?」という点で書いてみようと思います。

面接官としての見方<新卒採用編>

2005年06月17日 | 仕事
いろんな人のブログを見てると、「採用担当者の意見が聞きたい」という
就職活動におけるものを時々目にします。
だから自分なりの意見を書いてみようと思いました。
(あまり経験が長くないのに語ってみようかな、と。

①履歴書
あまりしっかりとは見ていないです。。。
書かれている内容は主には出身地や大学名・学部名、志望動機ぐらいですよね。

有名大学の方がポテンシャルの高い人材に出会う確立は確かに高いけど、
エントリーした学生がそうであるかは分からないのでほぼ無視。
(うちは製薬会社なので学部は気にしますが…)

志望動機もいろいろ考えて書かれたもので、
それが本当かどうかは書面上では判別できないため参考程度。

②適性検査
新卒はエントリー数が多いのでこれで初回選考の段階では判断します。
「適性検査」といっても会社に合っているかどうかの適性ではなく、
社会人として実行動に移せる人かどうかを見ています。
(要するにコンピテンシーレベルで判断)
(でも今一般的に言われているものとは違う考え方をしています)

③面接
適性検査の結果を確認するための話をします。
そこでコンピテンシーをさらに引き出します。

人物面では自分としては以下の4つを持っている人が理想だと思っています。
 1.コミュニケーション力の高い人
 2.熱い情熱・野望を持っている人
 3.理論的な人
 4.感情的な人

「1」と「2」は分かっていただけると思いますが、
「3」と「4」は一見矛盾しているように思われます。

でも人を説得したりプレゼンしたりする場面を想像してください。
両方必要だと思いませんか?
こういう人がいたら速攻
逆に理論武装してくる学生はほとんどしてます。
こういう人は「評論家」で終わって行動しない可能性が高いからです。


中途採用とは違って「とりあえず受けてみる」学生が多いので
その中から本当に来たがっている人を見分けるのには苦労します。

ホント、いろんな人がいていろんな話ができるから楽しいですが、
冷静に判断しないとその人の人生の一部を決めてしまうので責任重大です。
う~ん、営業で客先で話をしていた時の方が気が楽だったなー。。。

社会保険料

2005年06月03日 | 仕事
今日は仕事の話でも。

社会保険って種類がいろいろあるけれど、
健康保険と厚生年金が控除額の大部分をしめているのは
ご存知の方も多いと思います。(給与明細見れば分かるか。)

でもその料率の決定に通勤交通費が含まれるのはご存知ですか?
(私は人事の仕事をするようになってから知りました…)

料率は4・5・6月の給与明細に載っている額(課税対象額)で決定されますが、
通勤交通費が3月と9月支給(半年分支給)の場合でも、
1ヶ月分あたりの額が加算されて「報酬月額」が決定されます。

(ご参考)厚生年金保険料率表

つまり保険料を抑えようとすると極力仕事場から近い方がいい、ということですね。
自分もそれを早く知っていればもっと近くに住んでたかもしれん…。

毎年10月に料率がどんどん上がっていくしねー。
所得税も定率減税が見直されるみたいだし。
まずはお前ら官僚のくだらん無駄遣いを止めてからにせんかい、っちゅうに。

さ、仕事しよ…。