岡山牛窓・夕日
よく海外写生旅行で一緒になる絵描きさん達の会「オロペサ会」が出来て１５年になる。展覧会は毎年４月に東京京橋の「ギャラリーくぼた」で開催して、２年ごとに海外写生旅行、海外に行かない年は日本国内で２泊ぐらいのスケッチ小旅行をします。わたしは最初から入会していたのに、なかなか小旅行には参加できなかったのだけど、今年は日程がうまく合ってやっと参加できて、 岡山の牛窓に行ってきました。
岡山に２人女性の会員がいて、車で何度でも牛窓の「海の見える丘」に運んでくださるので、ほんとに楽しい３日間でした。
オリーブの樹の色の美しいこと、だんだん畑が並んだ丘の先には穏かな瀬戸内海と、小島と船と。牛窓には４回ぐらい写生に来ているけど、こんなにゆっくりした楽しい時間に浸れたのは初めて！お天気も良かったし・・・・・・・なんか今日はスケッチブックに見とれて思い出にふけっているだけ。 来年４月のオロペサ会展に向けて作品にしなければと思いながら。
芙蓉会の若手の柏村文路さんが、伊丹市展で市会議長賞をいただきました。明日は見に行って来なくては。この報も 牛窓のオリーブ園で受けたのでした。
平成元年生まれの孫が大学院生になったのを機会に初めて下宿しました。
昨日毛布やカーペットを運び込む娘に車で連れて行ってもらったけど、とてもいいところ！
箕面市の東北の高台で見晴らしがよく、後ろは竹やぶ、上品なお屋敷町のてっぺんの新築で もちろん１DKだけど、勝手よく設計されていて１人だったら（２人でも）充分・・・・・な広さと便利よさ！
そこにパソコン テレビ エアコン 冷蔵庫 洗濯機 炊飯器 電子レンジ ベット等諸々のお道具類。 新品中古 バッチリ揃って、なんと今時の若者は恵まれて、贅沢なんだろう！
単車で阪大工学部まで通学 実験が多く夜中の帰宅になることもあるそうで、大津の自宅から通うことは無理なのだけど、日当たりよく１日空いているあの綺麗なお部屋はもったいないなー
私の絵を持っていって白い壁に一杯かけたいけど、壁に穴を開けたらいけないそうで、（大家さんの厳命） 断られてしまった。
風景写真家 前田 真三の特集 『花美術館』 と言う雑誌（１０月末発行）に下の絵２枚がとりあげられました。 これはS30の作品で 『湖心愁想』と『霧の海へ』（花山院）です。
松柏美術館の 鬼頭美奈子先生が解説批評文を書いてくださっています。秋に相応しいいい作品を選んでくださってよかったと感謝しています。
湖心愁想
霧の海へ
花山院は兵庫県三田市の北かなり急な斜面の山の中腹にある。花山天皇隠棲の地と言われ 「有馬富士 麓の霧は海に似て 波かと聞けば 小野の松風」と詠んだ歌もの残されている。 この地は秋の晴れた日の午前中は深い霧で覆われる
