池袋北口を出て北西に3~500m圏内は、中国の方が経営・料理をする
本場の中国料理屋さんがひしめいています。
日本に帰化していない生粋の中国人ですから、頻繁に本国と行き来をしていて
本国で流行っているトレンドをいち早くメニューに反映させています。
お客さんも大半が中国人ですから、それにいち早く飛びつく!
ここ1年ほどのトレンドは麻辣湯と春雨。
そして最近増えているのがオーソドックスながらも人気の高い
刀削麺です。
麻辣湯は白湯から激辛まで5段階位でスープを選び、50種類ほどの中から
好きなトッピングを好きなタイプの春雨と煮込むものです。
こちらは平打ちの春雨を一番辛いスープと湯葉、香草、
羊肉と煮込んだ一品。
脂肪分も糖質も制限したダイエットフードとして、
中国、台湾、韓国の女の子に大人気です。
ちなみにお値段はトッピングの数によってかわりますが、
800円~1200円程度になります。
お次は同じ麻辣湯でも麺が刀削麺になったもの。
牛骨出汁の麻辣刀削麺。
今年に入って、ほとんどのお店が刀削麺を出し始めていて、
人気の高さがうかがえます。
もちろん辛いものばかりでなく、澄んだスープのものもありますよ。
これは牛スペアリブの刀削麺。
中国っぽく八角の香りがアクセントになっています。
あと、日本にはそれほど馴染みのない牛肉を使った出汁や、
羊肉を多用しているところも中国らしいですね。
最後はラム肉と野菜の激辛タンメンです。
写真ではわかりづらいですが、お肉が150gほど投入されていて
ドンブリを除いても800gはありそうな大容量です。
池袋の北口は、本場の味を堪能できる街中華がひしめいていますが、
多くのお店が家族単位の商売をしていて、
味自慢のお父さんと働き者のお母さんがお店を盛り立てているような、
たくましくも親しみやすい、まるで中国の商店街のようです。
さて、明日はどこのお店に行こうかな。
文責 不破