太陽土地 池袋テナントご紹介

池袋の貸事務所貸店舗を仲介している太陽土地住宅㈱です。弊社が携わったテナントさんやイベントをご紹介します。

池袋2丁目 刀剣勝

2014-06-13 | ショップ

 少し前になってしまいましたが、今年のエイプリルフールに珍しいお店がオープンしました。

 

弊社の管理物件中でも、西口から徒歩8分、大通りから1本外れた小さなマンションビル

という、決して恵まれた立地ではない建物の1階に日本刀を取り扱うお店ができました。

 「刀剣勝」  なんか強そうな店名です。

 

始め、日本刀を商品としたお店を出したいとお申し出があったとき、なんだかおっかなそうな

危ない人が出入りするものかと思ってしまいました。

しかしそんなことは全くの杞憂で、刀剣とは好事家の方たちには武器としての需要ではなく、

所謂芸術作品、美術品として愛でるものだそうです。

ですので、骨董店やギャラリーのような位置づけでしょうか。

 

オーナーは別の方ですが、このお店を任されているヘンドリッキさん。

日本が大好きで、刀剣を愛してやまないブラジル国籍の方です。

日本人顔負けな丁寧さで美味しい緑茶を淹れて下さいます。

この日はヘンドリッキさんに日本刀の事を色々伺ってきました。

 

ショーケースのなかには鎌倉時代から明治初期位までの刀剣がディスプレイされて

います。なかにはこれぞ名刀!と一押しのものもあり、触らせていただきましたが、

いやぁ、緊張しました。

刀は持ち手の部分「柄(ツカ)」を外すと「茎(ナカゴ)」といわれる部分が出てきます。

そこにその刀を作った人が名前を刻むということです。

これによって真贋も見分けられるとか。

刀身の部分を持つときは布や手袋をもって直に触れないようにしますが、「茎」を持つときは

反対に布や手袋は用いません。

「茎」についている錆は年代を重ねた大切なものと考えられ、布等で拭き取られるのを防ぐ為だそうです。

 

また、日本刀を本当に購入するとなると、当然ながら銃刀法登録義務があります。

私はてっきりこの登録は警察の管轄だと思っていました。

が、実は違っていたようです。

日本刀はそれぞれに登録されている都道府県があり、購入者は登録されている都道府県の

教育委員会に個人情報を登録し、所有者となるそうなのです。

何故に教育委員会??と思ったのですが、やはり美術品としての扱いなのでしょうか?

あくまで推測ですが。

 

全くの素人の筆者が聞きかじりをいくら披露しても仕方ないので、ご興味のある方は是非

お店の方に遊びにおいでいただくか、オーナーの勝野さんが開くホームページをご覧ください。

お店では、日時は未定ですが「正しい偽物の見分け方」という講習会も開催される予定です。

 

最後にヘンドリッキさんの名刀を見つめる嬉しそうな表情のショットでお別れです。

 

 

刀剣勝

 住   所:豊島区池袋2丁目69-7 恩田ビル1階

 電話番号:03-6912-5739

 不定休 (月曜・水曜休みが多いです。)

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿