もっと、多くの人を幸せにする、フレンドリーで、使いやすい通信やデバイスについて考えてみる。
一つの切り口として、障害であり、後天的には全ての人が関わる記憶障害について、考える。
■記憶障害者の数(先天性)
-障害者白書で規定される障害分類に沿って、記憶障害者の数を調査。
(日本では、身体障害、知能障害、精神障害の障害分類のうち、
記憶等認知に関わる障害は、精神障害に分類される)
-精神障害者のうち、記憶障害を持つ血管性認知症やアルツハイマーによる認知障害者の割合は、
2005年に、23万8千人(※5)。
-この数字は先天性の認知障害者の数であり、後天性の認知障害者数は含まれていない。
■記憶障害者の数(後天性)
-後天的に記憶障害をもった、病気としての認知症患者数は、日本で189万人(※2)
-ここでいう認知症とは、以下2つの機能不全を合併で発症し、日常生活に支障をきたすものを
重度のレベルに分けて定義される病気である。
(1) 記憶機能
(2) 認知機能(注意・集中、思考、言語、視空間認知)
-よって、記憶障害のみでは、認知症と診断されない。
-さらに、単に老化に伴って物覚えが悪くなるといった現象や、統合失調症などによる判断力の
低下は、認知症には含まれない(※4)。(認知症とは別に、認知症高齢者という)
-認知症は、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体病、と複数の症例がある。
-アルツハイマー病は、日本での患者数、140万人(2005)、世界では1800万人。
-記憶障害を持つ認知症患者は、日本で推定189万人(2005、※2)いるので、
世界では2500万人以上いるものと推計される。
-軽度記憶障害を含めるとその数倍。2倍だとしても、記憶障害を持つ人の数は5000万人。
-認知症高齢者を含めると、更にその数倍。2倍だとしても、1億人。
-世界人口(65億、2005※3)の1.5%が記憶障害者。
-人口が頭打ちになっても、寿命が延び、高齢者の割合が増えるような社会になると、
記憶障害を持つ人は、更に増えるものと想定される。
■記憶障害者に必要な支援とは?
-記憶障害を持つ人が、最低限、健康で文化的な生活を営めるようにするためには、
どういった支援が必要か。特徴や、生活するうえで必要な措置について考える。
-記憶障害の特徴
比較的古い記憶は保たれているのに、新しいことを覚えられない。
約束したことを忘れたり、日時を間違えたり、場所が分からなくなり目的地へ着くことができず
迷子になることがある。日々の暮らしで、覚えておくべき事を忘れてしまうので生活するのが難しい。
-当事者や家族が、生活をする上で困る事や生活する上で実施していること(※1)
(1)新しいものを覚えられない。(ものの名前とか操作方法)
(2)物を置き忘れていつも何かしら捜している。
(3)今日の日付けが分からなかったり、忘れたりする。
(4)昨日の出来事などを忘れるので、家族や他人に聞いて思い出さねばならず、自立できていない
と感じ、自尊心を傷つけ、社会進出を妨げる。
(5)覚えておくべき事(機械の使い方、人との約束等)を忘れるので、すぐにメモをとる。
→こういう生活上の困難を支援することが必要なんだと思う。
※1. http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/7001/dainou/06-KIOKU.HTMl
※2. http://dementia.seesaa.net/article/9908981.html
※3. http://www.stat.go.jp/data/kokusei/topics/topics23.htm
※4. http://www.kadota-noushinkeigeka.com/disease2/index.html
※5. http://www8.cao.go.jp/shougai/data/data_h20/zuhyo07.html
一つの切り口として、障害であり、後天的には全ての人が関わる記憶障害について、考える。
■記憶障害者の数(先天性)
-障害者白書で規定される障害分類に沿って、記憶障害者の数を調査。
(日本では、身体障害、知能障害、精神障害の障害分類のうち、
記憶等認知に関わる障害は、精神障害に分類される)
-精神障害者のうち、記憶障害を持つ血管性認知症やアルツハイマーによる認知障害者の割合は、
2005年に、23万8千人(※5)。
-この数字は先天性の認知障害者の数であり、後天性の認知障害者数は含まれていない。
■記憶障害者の数(後天性)
-後天的に記憶障害をもった、病気としての認知症患者数は、日本で189万人(※2)
-ここでいう認知症とは、以下2つの機能不全を合併で発症し、日常生活に支障をきたすものを
重度のレベルに分けて定義される病気である。
(1) 記憶機能
(2) 認知機能(注意・集中、思考、言語、視空間認知)
-よって、記憶障害のみでは、認知症と診断されない。
-さらに、単に老化に伴って物覚えが悪くなるといった現象や、統合失調症などによる判断力の
低下は、認知症には含まれない(※4)。(認知症とは別に、認知症高齢者という)
-認知症は、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体病、と複数の症例がある。
-アルツハイマー病は、日本での患者数、140万人(2005)、世界では1800万人。
-記憶障害を持つ認知症患者は、日本で推定189万人(2005、※2)いるので、
世界では2500万人以上いるものと推計される。
-軽度記憶障害を含めるとその数倍。2倍だとしても、記憶障害を持つ人の数は5000万人。
-認知症高齢者を含めると、更にその数倍。2倍だとしても、1億人。
-世界人口(65億、2005※3)の1.5%が記憶障害者。
-人口が頭打ちになっても、寿命が延び、高齢者の割合が増えるような社会になると、
記憶障害を持つ人は、更に増えるものと想定される。
■記憶障害者に必要な支援とは?
-記憶障害を持つ人が、最低限、健康で文化的な生活を営めるようにするためには、
どういった支援が必要か。特徴や、生活するうえで必要な措置について考える。
-記憶障害の特徴
比較的古い記憶は保たれているのに、新しいことを覚えられない。
約束したことを忘れたり、日時を間違えたり、場所が分からなくなり目的地へ着くことができず
迷子になることがある。日々の暮らしで、覚えておくべき事を忘れてしまうので生活するのが難しい。
-当事者や家族が、生活をする上で困る事や生活する上で実施していること(※1)
(1)新しいものを覚えられない。(ものの名前とか操作方法)
(2)物を置き忘れていつも何かしら捜している。
(3)今日の日付けが分からなかったり、忘れたりする。
(4)昨日の出来事などを忘れるので、家族や他人に聞いて思い出さねばならず、自立できていない
と感じ、自尊心を傷つけ、社会進出を妨げる。
(5)覚えておくべき事(機械の使い方、人との約束等)を忘れるので、すぐにメモをとる。
→こういう生活上の困難を支援することが必要なんだと思う。
※1. http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/7001/dainou/06-KIOKU.HTMl
※2. http://dementia.seesaa.net/article/9908981.html
※3. http://www.stat.go.jp/data/kokusei/topics/topics23.htm
※4. http://www.kadota-noushinkeigeka.com/disease2/index.html
※5. http://www8.cao.go.jp/shougai/data/data_h20/zuhyo07.html