65歳・ふさごんの日常

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読書・母の介護の日常を綴ります

母が起こした小さな奇跡

2012-12-27 | 日記

今日は中村勘三郎さんの本葬。テレビはその様子を何回も放映しています。

本当に惜しい人を亡くしましたね。母の事も重なり、涙があふれ出ます。

ところで、母は父の元へ旅立つ前、私達に何かを伝える為、小さな奇跡?を起こしました.

それは、11日危篤の電話があった時です。私はお風呂へ入る寸前で、裸で電話を取りました。

お風呂へ入っていたら確実に母の元へ駆けつけるのが遅れ、兄達への連絡も遅くなった筈。

その上、兄夫婦は、13・14日に1泊旅行をする予定だったようです。

11日の夜、あの時間に母は私たちを病室に来させたのかも知れません。全員で看取ってもらう為に。

そして母の葬儀は友引があったため、焼き場が定員オーバーになり、1日遅れる事になりました。

でもそのお蔭で、シンガポール在住の娘も、神戸の娘も、通夜や葬儀に間に合いました。

最後は、拾骨ですが、思いもかけず、子供、孫、ひ孫全員がお骨を拾ってくれたのです。

母は、自分の子孫全員に見守られ、天国へ旅立つ事が出来たのです。小さな奇跡を起こしながら、、、、

母が死を持って伝えたかったことは、人との絆を大切にということだったのかも知れません。

 

 

 

 

 

 


幻のほろ酔いコンサート

2012-12-25 | 日記

24日は、加藤登紀子のほろ酔いコンサートの日。昨日です。

その日、母のふた7日のお参りがあり、コンサートと時間も重なっていたので迷うことなく断念しました。

思えば加藤登紀子さんのほろ酔いコンサートに誘われたのが5年前。でも行けたのは2回だけです。

毎年クリスマス時期に、母は何故か緊急入院。転んで骨折、頭を打って意識不明と年末年始は、はらはらし通し。

去年は大腿骨骨折をして大手術。でも兄夫婦に病院の付き添いをお願いし、何とか会場に足を運ぶことが出来ました。

母がクリスマスと相性が悪かったのか、私が加藤登紀子さんと相性が悪いのか、分かりません。

でも券を手配してくださる方には、迷惑のかけっぱなしで本当に申し訳ないことです。

来年の事を言うと鬼が笑いますが?来年のコンサートの予約は辞退したほうがいいですね。

これで相性の件もうやむや、、、、母の思い出の詰まった?クリスマスももう終わりです。

来年はどんなクリスマスを迎えるのやら、、、、、、、

 

 

 


ふた七日のお参り

2012-12-24 | 日記

今日は葬式後初めて、母のお位牌に手を合わします、弟夫婦が家まで迎えに来てくれました。

通常、葬式後は7日7日のお参りが49日の忌明けまでというのが一般的。

でも実家の宗派は、真宗大谷派東本願寺。禅宗とは違い、35日での忌明でも構わないとの事。

ほっとけ、ほっとけが信条?の東本願寺。何事も簡単にという教えのようですね。

葬式の日に初7日を済ませたので、今日はふた7日のお参りになります。

幸いにも従弟が住職で、今日もお教をあげてくれます。母の葬儀も長男と次男でお経を唱えてくれました。

実は亡父の妹の嫁ぎ先がお寺で、その子供3人(従弟)は全員お坊さんです。優秀な従弟の存在はある意味嬉しいですね。

そんな中、色々負担が多いのに、兄は夕食にお寿司をご馳走してくれました。長女の嫁ぎ先のお寿司屋さんからの出前。

兄や弟の優しい気遣いに心から感謝!これからも兄弟仲よく付き合って行くことが母への最大の供養ですね。

 


母の逝去

2012-12-23 | 日記

12月11日最愛の母が亡くなりました。

病院から母危篤の電話があったのが11日夜9時過ぎ、急いで兄、弟に連絡。10分後には病室にいました。

母は、夜8時半過ぎ嘔吐し、ショック状態に。血圧は測定不能、足先にはチアノーゼを発症。

鼻チューブのせいで、母の掩蓋は開いたまま。嘔吐物は当然のように肺の中へ入ってしまったようです。

2時間程、母の呼吸は荒々しく、命の限り頑張っていましたが、その呼吸も弱くなり、眠るように逝ってしまいました。

7月末にヘルペスを発症してから、病気のオンパレード。どんどん抵抗力もなくなり、母には辛い毎日だったと思います。

母がいつまでも生き続けてくれるのを願う気持ちと、早く父の元へ行かせてあげたい気持ちで私は葛藤の中にいました。

今やっと、母は苦しい毎日から解放され、天国で父と仲よく過ごしているのでは!と思えるようになりました。

母が病院生活を余儀なくされてからは、毎日母に会うことができ、母の苦しみをほんの少しでも分かちあえた気がします。

そして母は今、痛みのない、苦しみの無い天国で父と安らかに過ごしていると信じて止みません。

91年も長生きしてくれて、本当に有難うございました。

 

 

 

 


理不尽な障子張り替え

2012-12-11 | 日記

今日も冷たい1日。この寒さで、外出は母の見舞いだけ。

そんな訳で、時間がもったいないので、昨日から家の中の大掃除を始めました。

まずは、家中にある物のガラス磨き。居間の照明も取り外して水洗い。カーテンの洗濯。

 

洗濯機はフル回転。計8回ものカーテン洗い。居間のカーテンは天井からの吊り下げなので厄介です。

窓ガラスは、家の中側を磨いただけ。実は娘が本職なので、外側は年末に仕上げてくれる約束。有難いですね!

脚立も大活躍ですが、3段目に上るのは怖くなりました。年を取り、平衡神経が衰えたのかな?

そんな中、障子張りを10年ぶりに、業者にお願いしました。大小4枚。ちらしに誘われて大手への依頼です。

値段は、破れにくい障子紙で注文したのである程度は覚悟していましたが、想像以上に高くつきました。

それでも手間をお金で買ったと思い、自分でしぶしぶ納得!

ところが、障子の桟に指を当ててビックリ。埃でざらざらしています。試しに雑巾で拭くと真っ黒になりました!

障子を洗っていない様ですね。障子は洗って張り替える物と思っていたのですが?

ビックリするくらいの値段なのに、何か理不尽!少しムカついていますが、いい勉強になりました。

それでも綺麗な障子が入り、座敷はすっきり。

今度の障子の張替はやっぱり自分でしようかな?でもずーと先の話。