今日は中村勘三郎さんの本葬。テレビはその様子を何回も放映しています。
本当に惜しい人を亡くしましたね。母の事も重なり、涙があふれ出ます。
ところで、母は父の元へ旅立つ前、私達に何かを伝える為、小さな奇跡?を起こしました.
それは、11日危篤の電話があった時です。私はお風呂へ入る寸前で、裸で電話を取りました。
お風呂へ入っていたら確実に母の元へ駆けつけるのが遅れ、兄達への連絡も遅くなった筈。
その上、兄夫婦は、13・14日に1泊旅行をする予定だったようです。
11日の夜、あの時間に母は私たちを病室に来させたのかも知れません。全員で看取ってもらう為に。
そして母の葬儀は友引があったため、焼き場が定員オーバーになり、1日遅れる事になりました。
でもそのお蔭で、シンガポール在住の娘も、神戸の娘も、通夜や葬儀に間に合いました。
最後は、拾骨ですが、思いもかけず、子供、孫、ひ孫全員がお骨を拾ってくれたのです。
母は、自分の子孫全員に見守られ、天国へ旅立つ事が出来たのです。小さな奇跡を起こしながら、、、、
母が死を持って伝えたかったことは、人との絆を大切にということだったのかも知れません。