猫の額

日々雑感gooブログ

ちょっぴり腹の立ったこと

2012年08月18日 | 日記
久々に会った知人に

天声人語の書き写しのことを話した

彼は

「それがなんになるんだ?」

とのたもうた


彼は結構な大都市の役所で

結構な役職にあった

退職してまだ日が浅い

「俺は○○のNPO法人を立ち上げようと仲間を募ったら
数十人集まった」

とか

「趣味の××をやろうと呼びかけたら
やはり数十人が興味を示した」

とか言う

つまり社会に影響を与えなければ価値がない

と言いたいのだろう


それはそれで大いに素晴らしいと思う

彼が楽しければいいのだ

とやかく言うつもりはない

だから わたしの天声人語も認めてほしい

鼻先でせせら笑うような小馬鹿にした口調で

「それが何の役に立つのだ」

と言わないでほしい

私には大層役立っているんだから


一人の人間の小さな努力を認めない人に

大きな仕事ができるのだろうか

あるいは役所のお偉いさんは

ちっぽけな市民のちっぽけな生活なんぞ

問題外とでも思っているのかね

いつまでも偉そうだった過去を引きずっていると

庶民に嫌われちゃうよ


これ 彼に腹を立てているんじゃない

あの時こんな風に言い返せなかった

自分のトロさに怒っているのだ



 

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