猫の額

日々雑感gooブログ

三婆の旅

2014年01月22日 | 日記
近々前期高齢者になろうという女3人

年に一度のばば旅である

現地集合

一人は電車に荷物を置き去り

一人は待ち合わせ場所を間違え

私は降りそこなう事のないよう

聞き取りづらいアナウンスに必死で耳を傾け

ドキドキきょろきょろ

でも終点だったのよねぇ その駅

中略

晩御飯は飲み放題の中華

量は少ないけど

あれこれ欲張って飲んだ

カラオケに繰り出し

「女々しくて」を叫び歌い

宿についたらバタンキュウ

目覚めて時間をみようとスマホを取りだそうとしたら

ない!ない!ない!

瞬間酔いが醒めた

寝ている二人を起こさないようにアタフタ

どこでなくしたのか冷静に考えようと

バスタブに湯を張り 湯に浸って記憶を絞り出す

わからない

でも

行ったのは飲食店とカラオケだけ

もし忘れ物があれば交番にでも届いているかも



フロントに事情を話したら

交番はすぐ近くにあった

だが誰もいなかった

道路におちているかもと思い

暗い通りをうろうろ

人通りはない

寒くなったのでいったん部屋にもどった

いや 戻れなかった

カードキ―を差し込んだが開かなかったのだ

部屋を8階と思い込んでいたがどうも違う

キーには何も書いてない

フロントへ戻り調べてもらった

5回(誤解)だった

ようやく部屋に戻れた 疲れた

見えにくい所に時計があった朝5時だった

悶々

じっとしていられなくてまたフロントへ

交番におまわりさんがいなかったけどどうしようと相談

少し離れた警察署をおしえてもらい 向かう

かなり歩いてたどり着いたのだが

大きな建物に気おされてしまい

中には入れなかった

すごすご戻りまた悶々

6時に皆がめざめたので事情を話した

3人であれこれ考えたのに

ケータイに電話をかけるということに

だれも気付かなかった

これが第一のお笑い

10数分間3人であーでもないこーでもないの挙句

「あーーーー!」

ひとりが叫んだ

「充電してる}

酔っていたわたしはその記憶が全くない

心やさしい友がコンセントに差し込んでくれたらしい

部屋が暗くてしかも見えづらい場所にあり気付かなかったのだ

3人で大爆笑

警察に届けなくてよかった

物忘れが激しくなっているのに

調子に乗って飲みすぎた罰だ

と誰かが懲らしめたのかもね

ネタのようなオチ

その後もばば旅ならではの面白話があったけど

これに勝るものはない

すっごく楽しい愉快なばば旅でした

チャンチャン