さよなら、ぼくのモンスター

【Closet Monster】

【2015年】　カナダ

新宿シネマカリテの『カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2017』
カリコレ2017上映作『さよなら、ぼくのモンスター』です。


カナダの新鋭監督ステファン・ダンが思春期の青年の心の葛藤を卓越した映像センスで描き、長編監督デビュー作にしてトロント国際映画祭で最優秀カナダ長編映画部門を受賞した青春ドラマ。
オープンリィゲイのステファン・ダン監督




　　　　　　　　　　　　≪こんなお話≫



父子家庭で育ったゲイの青年オスカーは、幼い頃に殺人事件を目撃しており、高校生になった現在もそのトラウマに悩まされていた。特殊メイクアーティストを夢みる彼はニューヨークの学校への進学を目指す一方で、バイト先の同僚ワイルダーに惹かれていく。



小さいころに殺人事件を目撃してしまったオリバー
ちょうどそのころ両親が離婚する。


そのころのオリバー


以来、父の家と母の家を行ったり来たり

父はオリバーに対しては優しいが、ときに激しくキレることもある。

オリバーの逃げ場所は父と一緒に作ったツリーハウス。



特殊メイクのアーティストを目指しているオリバーの友達は女優になりたいジェマ

卒業したら一緒にニューヨークに行こうと、オリバーはホームセンターでアルバイトを始める。
(ジェマのおうちはお金持ち)
あとは何でも話せるハムスターのバフィ(声がイザベラ・ロッセリーニ)


そこでオリバーはちょっと謎めいた雰囲気を持つワイルダーに出会う。

ワイルダーのAliocha Schneider

オリバーはドキドキ




どこかでみたことあるようなAliocha Schneider

実はNiels Schneiderの弟なのだ！！
ドランの『胸騒ぎの恋人』の時のNiels

今は男っぽい！！

ちなみに、シュナイダーだかシュネデール兄弟は、
俳優だった長男のバディムはニールスのデビュー前に交通事故で亡くなっているが、
ニールスの弟たちはこちら

Aliochaは右。


オリバーがゲイだと知ったパパとは分かり合えず、


ジェマに忠告されても聞く耳持たず、
ワイルダーに仮装パーティに誘われたオリバー





ニューヨークの学校に落ちてしまい絶望していたが、
ママが学校を探してきてくれた。
アーティストが集まる、美しい島のある学校。
そこが新しいオリバーのスタート



こんな島



カリコレ一番のおすすめ作品で、連日満員。10月からの一般公開も決まったそうです。