うたかたの夢

キャバリアとかぎ針編み、社労士試験に向けて勉強の日々を綴ります。

トイレ掃除(2)

2011年02月02日 04時58分23秒 | 会社とか仕事とか
さてさて、男子トイレはそのような顛末となりましたが、女子トイレのほうはどうかというと、だいたい似たりよったりの状況です。
基本的には私が週に3回ほど、始業前や昼休みにお掃除しているのですが、部下たちは知らん振り。
今度寿退職する子だけは「私もやります」と言ってくれたのですが、彼女はいつも給湯室の清掃やタオル・雑巾の洗濯をしてくれているのでトイレまでさせるのも可哀想だと思い、「いいよ」と断りました。
その後も彼女は私が掃除を終えると「ありがとうございます」とお礼を言ってくれます。
いい子だ
他の2名は私が掃除しているのに気付いてか、気付かずかわかりませんが、全くの無視です。
いや、私が掃除してるとトイレに入ってこないので、絶対に気が付いているとは思います。
1度だけ、年長の部下が「当番とかどうしますか?」と訊いてきましたが、それっきりです。
それから彼女たちがインフルエンザに罹って1週間ほど休んだために、なんとなくうやむやになっていました。

会社では社員一人ひとりが行動目標というものを立てています。
うちの部署ではその項目をある程度作り上げて、その中から選択させる方式をとっています。
今年の行動目標の中に私はわざと「トイレ清掃」「事務所内の掃除機掛け」という項目を入れました。
ところが部下は誰もその項目を選んできませんでした。
ちょーっとムカッとしました。

部下を呼びつけて(ああ、こんなことばっかり)
どうして清掃の項目を選ばなかったのか、そもそもトイレ掃除についてどう思っていたのか。を問いただしました。
返事は新人男子2名と以下同文です。
「やらなきゃいけないとは思ってましたが・・・忙しくて・・・」
「やり方がちょっとわからなかかったのでそのままにしてました・・・」

新人じゃないんですよ。
言われないからやらなくていいや、わからないからやらなくていいや、という根性が気に入らない
行動目標に「トイレ掃除」を入れること、そして誰が何曜日にやるかは自分たちで決めなさいと指示しました。
正直なところ、かなりおもしろくなさそうな顔をしていました。2人とも。
だったらやらなくていい!その代わりあんたたちもトイレ使うな!と言いたくなりましたが、さすがにそれは堪えました

本来の意味で言えば「それは仕事ではない」んだと思います。
でも、1日の大半を過ごす会社で快適に過ごすためには、仕事で無くたってやらなければならないことはたくさんあります。
件の給湯室を清掃してくれる子だって、誰にいわれた訳でもなく、自分から進んでやってくれています。
たぶん、親御さんの躾が良かったんでしょうね。(だから早々と嫁に行くんですね・・・
だから、清掃や洗濯をしてくれているところに行き会うと「ありがとう」と一言をかけていますが、そういう気配りというか、気遣いの出来る人ってあまり多くない気がします。
逆に、好意でやってくれている行為を当たり前とみなす人もいます。
汚れた雑巾をバケツにポンと入れて行く人がいます。
後は彼女が洗って干しておいてくれるのが当然と思ってるからです。
それは彼女の役割でも係でもなんでもないのに。

「だったら洗わないで放っておけばいいじゃん」

そういう問題でもないんですよね。
なんだろう・・・気が利く人は損なのかな。
でも鈍感な人にはなりたくない。
だから、私は大声で叫んだんです。

「自分で使った雑巾くらい自分で洗って干しとけ!」

言えばみんな素直に従います。
言われなくてもやれよ、と思うけど、言わなきゃやらない。だから言う。
そしてそんな自分に疲れる。

最近そんなことばっかり。


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2 コメント

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反省中 (未草)
2011-02-03 22:07:25
ちどり様>いつもコメントありがとうございます。

トイレ掃除でも洗濯でも、感謝されようと思ってやっちゃいけないんですよね。
ちょっと怒りすぎたなぁと反省してます
考えてみれば、気が付かない人に「なんで気が付かないのよ!」って言うのは無理な話です。

ちょうど1年前に受けた研修で「トイレ掃除は人のためにやるのではない」と教わったことを思い出しました。
感謝されよう、褒められようと思ってやる行為はただの自己顕示に過ぎないんですよね。

ごく自然にタオルを洗ってくれていた件の彼女には頭が下がります。
ホントに親御さんの教育の賜物だと思います。
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Unknown (ちどり)
2011-02-02 08:00:33
前職場も似たようなものでした。
妙なところばかり平等、平等と言い、
みんな「誰かがやる」と思っている。
その「誰か」は決して自分じゃないんですよね。
だから、公共の場所って汚れるんでしょうね。

結局、毎朝掃除をする人は同じで、
その「誰か」は、主任とわたしの2人でした。
あるオバサンから
「あなたがやると、まるで私たちがやっていないみたいに見えるじゃないのよ」と、
文句を言われたことがありました。
「みたい」じゃなくて
あんた、実際やってないじゃないって言ってやればよかったといまさら後悔。
そして、こういうときは、大抵「私」じゃなくて「私たち」なのですよね。
ああ、わたしの怒り話になっていますぅ

かなりおっかない母さんのわたしですが、
改めて子供たちに言って聞かせなければと思うお話でした。
ありがとうございます。
こういうのは、身に着いてないと体が動きません。
「目にしたゴミを跨ぐようなことはするな」と言ってありますが、
実際学校でどうしているのかは分かりません。
気付かなかったことにするのは楽ですから。

今の若い方たちは、きっと
評価を伴うことならばきちんとやるのでしょうね。
昔とは、読むべき「空気」が違ってきているのかもしれないですね。


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