期日前投票・・・選挙当日に来れない理由など尋ねるな。

　2週間にわたって期日前投票の要員をやりました。
　以下は、その感想です。

　当日の投票に行くことができない理由を
　投票に来た人に選択させます。
　これは、必要ないです。
　当日来たくないから、今来ているのです。

　その選択肢はこうです。

1号事由 仕事や冠婚葬祭等の用事などの理由で、投票日当日に投票所に投票に行けない人
2号事由 旅行やレジャーなどの何らかの理由で投票日当日に、自分の属する投票区にいない人
3号事由 病気やケガ、妊娠、出産、身体障害などのために歩行が困難な人
4号事由 交通の不便な島など、公職選挙法施行規則で定められた地域に居住または滞在している人
5号事由 最近の引越しなどで、選挙人名簿に載っている市区町村以外に居住している人
6号事由 災害や悪天候等により投票所に行くことが困難であることが見込まれる人

　私が居住する自治体は、4号事由に、該当する人はいないということで、4号事由は削除されていました。
　当日投票に来ることができない理由を尋ねる必要はありません。
　この理由を聞くことがなくなれば、要員の作業が一つ減ります。事務の軽減です。
　公職選挙法のしばりがあるため、この作業が必要とのことです。
　ですが、当日に投票できない理由を尋ねる必要はまったくありません。
　そして、投票するひとも、この事由を真っ当に応えているわけでもないようです。
　事実、私もかつて期日前投票に行ったことがありますが、いい加減な回答だったと記憶しています。
　明白な理由を見つけることができなかったからです。
　当日は日曜日で、ゆっくりと過ごしたかったからです。

　そんなことから、この当日来ることができない理由をお尋ねすることをやめてほしい。
　公職選挙法の改正が望まれます。

　以上