男子400メートル個人メドレー決勝で、4分7秒13でライアン・ロクテが大会5つ目の金メダル。
しかも、ぶっちぎりでの優勝でした。
今までは怪物マイケル・フェルプスが目立ち、どちらかと言うと、陰の存在だったと思いますが、この大会で大きな存在感を見せてくれました。
1つの大会でこれだけの金メダルを獲得するには、水泳の各種目ともにトップでなければ達成することはできませんよね。
キング オブ マルチスイマー
そういう意味では、日本人では北島も入江よりも倍近く泳いでいます。
このタフさはどこから来るのでしょうか?
新聞記事では200メートル背泳ぎ決勝後に日本のコーチがロクテと入江の違いを聞かれて
「(入江は)精神的にも肉体的にも劣る。ジュニア(選手)みたいなもの」
と言っているくらいでもあります。
「一番にはなれなかったけど、大切なのは目標を設定すること。そして達成のため必死で頑張る。結果はついてくるよ」
そんなロクテも今は一番。結果が付いてきました。
そして、3つのルールを言っています。
ルール1。
コーチの言うことを聞く。コーチの言うことは間違いないし、君たちの力になってくれる。
ルール2。
目標を設定する。どんなに手が届かないと思っても毎日ゴールを決める。僕も毎日している。僕の最初の目標はオリンピック選手になること。とても叶わないと思った。でもあきらめず、毎日努力した。
ルール3は人生の中でも一番大事。
楽しむこと。楽しいから水泳をする。みんなに水泳は楽しいと知ってほしい。ただ練習するだけじゃなく、楽しまなきゃ。この教室もね。
水泳だけではありません。どんなスポーツでも言えることだと考えます。
また、スポーツだけでもなく、どんなことにも言えることだと思います。