ガイナーレ鳥取 vs. ロアッソ熊本ではありません。ガイナーレ鳥取は現在J3。ロアッソ熊本はJ2ですから、リーグ戦での対戦ではありません。では、天皇杯での対戦かというと、2次ラウンドでガイナーレ鳥取はサンフレッチェ広島に、ロアッソ熊本は松本山雅に敗けています。
そもそも、鳥取県の人がライバルだと思う都道府県の第1位は、ダントツで島根県ですから、熊本県が相手になるはずはありません。また、熊本県の人がライバルだと考える都道府県の第1位は「福岡県」です。地域的にも交わらない、この2つの県ですが。
最近、スーパーで売っているカットスイカが自己流行しておりまして、先日、寄ったスーパーに2種類のカットスイカが並んでいました。
鳥取県産スイカと熊本県産スイカです。
値段は鳥取県産の方が399円と熊本県産299円より100円も高く、中身もちょっと少なそうで、「これは、してやられたな」という感じでした。
ただ、熊本県産には「お買い得」と書かれており、売り込みのためか何かで安く提供しているのではないかと、想像します。
ま、そんな御託はともかく、要するに「どちらが甘くて、美味しいか」が勝負のポイントです(いつのまにか勝負になっていますが)。
まずは、熊本産から食して見ます。
色は鳥取産に比べてやや薄め。サクッとした噛み応えで、そして、さらっとした甘みが口の中の味覚を目覚めさせます。そして、果汁とともに、すうっとのどに流れ込み、さっきまで口の中にあったスイカの存在を忘れさせます。見た目の色の薄さに反して、美味しいです。
次に鳥取県産に、心して取り掛かります。
色は熊本産よりも濃い色をしています。口に含んで噛んでみますが、熊本産はサクッと、繊維質のような感じでしたが、鳥取県産にはそれがありません。その代わり、濃厚な甘みが口の中に洪水をおこし、のどに流れていきます。まるで、スイカの存在を主張しているように。いや、これも美味しいです。
そこで、調べてみますと、いやはやスイカの生産量日本一(2018年)は熊本県だったのですね。そして、鳥取県は、その1位の座を狙う現在4位の生産量。ライバル心もあるようでして、
「大玉で甘みたっぷり。雨の日が多いと思われている鳥取県。でもそれは冬のことで、特に春は晴れの日が多く、日照量にも恵まれています。日本最大のすいかの産地 熊本と比較しても、すいかの生育期間にあたる4~6月は、実は鳥取県の方が日照時間が多くなっています。日照時間が多い→光合成が盛ん→でんぷんがたたくさんできる→でんぷんが糖に変わって甘くなるというわけです。」
と、「食のみやこ鳥取県」というHPに書かれています。わざわざ熊本県を引き合いに出しているあたりに、ライバル心が見え隠れしています。
鳥取といえば、二十世紀梨とらっきょだけだと思っていたのですが、侮れません。
そして、肝心の鳥取 vs. 熊本ですが、どちらがいいかは人それぞれですので、ここは両者引き分けということで。
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