大会前の予想どおり、私立校と公立校、シード校とノーシード校の力が接近しており、どの試合でも思わぬ展開が繰り広げられています。
第一試合
崩れてしまうときには、こんなにも脆く、簡単に得点が入ってしまうものなのでしょうか。確かに長野工高のピッチャーは三回戦と違って、生命線ともいえるカーブの制球は安定せず、ストレートにキレがない。そうさせてしまう、松本深志高打線が一枚上なのか、またしてもビッグイニングを作った松本深志高が追いすがる長野工高を突き放してのベスト8進出。
松本深志6000111|9
長野工業0010100|2(7回コールド)
(画像は画面キャプチャ)
第二試合
以前にも書きましたが松本県ヶ丘高は良くも悪くも四番エースの出来次第。この日は打つほうも好調で2打席連続ホームランなどで試合を引っ張りました。ところが岩村田高は9回表に6本のヒットで8点を挙げ、6点差を逆転。その裏の松本県ヶ丘高は2アウト満塁から1点を返し、さらにサヨナラのチャンスだったものの、1本が出ませんでした。岩村田高は22年ぶりのベスト8進出。
岩村田 001020008|11
松本県ケ丘313020001|10
夏の長野大会 7月17日の試合結果
長野オリンピックスタジアム・四回戦
第一試合 長野東高 1-8x 佐久長聖高 (7回コールド)
第二試合 田川高 0-2 創造学園高
上田県営球場・四回戦
第一試合 小諸商高 2-0 上田千曲高
第二試合 上田西高 6-2 長野吉田高
しんきん諏訪湖スタジアム・四回戦
第一試合 下諏訪向陽高 4-5x 東海大諏訪高
第二試合 飯山高 3-6 松商学園高
これで、18日の予備日を挟んで19日・20日が準々決勝となっています。
笑顔と涙の長野大会もいよいよ大詰めです。