硬式が終わった後は高校軟式野球です。
一足早く県代表が決まった高校軟式野球。
全国へ向けての北信越地区大会の組み合わせが決まりました。
今年は長野県諏訪市にある諏訪湖スタジアムで明日7月29日から3日間の予定で開催されます。
長野県B代表の松商学園高校は大会初日29日の第二試合。富山県A富山商業高校との対戦になります。
A代表の上田西高は30日に啓新高と直江津中等学校の勝者との対戦です。
長野県どころか他県の高校軟式野球の状況はほとんど判りません。
そこで、出場校の横顔をご紹介いたします。
富山商業高校
硬式野球部は甲子園出場の常連校ですが、軟式野球部は硬式野球部では達成していない全国優勝を1993年に達成しています。2007年は準優勝もしている実力校です。
また、今年春の北信越大会では優勝しています。
新潟商業高校
現存する日本国内の商業高校としては、神奈川・横浜商業高校、兵庫・神戸商業高校に次いで三番目に古い歴史(1883年(明治16年)に開校)を持つ学校です。通称は新商(しんしょう)。
新潟県の高校軟式野球部は現在は4校しかありません。練習試合にも苦労していると思います。
それでも、今年春の北信越大会では準優勝しています。
啓新高校
以前は福井女子高校という女子高でしたが、1998年に共学化となり、現在の校名となりました。
硬式野球部は2012年の創部ですが、あの敦賀気比高を止めるのは啓新高か?、と言われるほど近年力を付けています。
学校のHPを見ますと軟式野球部はなく、同好会として活動しています。というのも、どうも、福井県高野連には軟式野球部が登録されていないような感じです。どこをどう探しても、一校も見つかりません。
実力は未知数ですが、侮ってはいけません。
直江津中等教育学校
中高一貫校です。県予選では一回戦で新潟商業高に敗れたものの、順位決定戦で安塚高校松之山分校に勝って出場を決めました。
直江津と言えば昨年の中体連で全国3位になった中学がありますが、関係はありません。
でも、中学軟式野球がさかんな県ですから、中学が強ければ、強くなると思います。
なお、優勝チームは2015年8月22日から兵庫県明石トーカロ球場(明石公園第1野球場)と高砂市野球場で開催される第60回全国高等学校軟式野球選手権大会(主催 日本高等学校野球連盟)に出場します。