春 118回出場 277試合 166勝 108敗 3分 優勝; 10 準優勝; 8 ベスト4; 14 ベスト8; 22
夏 95回出場 216試合 129勝 87敗 0分 優勝; 8 準優勝; 1 ベスト4; 11 ベスト8; 13
愛知県とは太平洋に面する東海地方の県のひとつです。県庁所在地であるのみならず、東海地方および日本三大都市圏の一つである中京圏の中心都市である名古屋市を有しており、「愛知県」=「名古屋市」だと思ってる人や県名を名古屋県だと思ってる人が結構いるらしいです。ちなみに1871年8月29日~1872年4月1日までの間に名古屋県は実際存在していましたが、それは名古屋周辺(尾張から知多半島を除いた部分)だけという大変狭いものでした。4月2日には「愛知県」と改名し、1872年11月27日に三河全域+知多半島を県域とする「額田県」を吸収して現在に至っています。
【勝手に選んだご当地ソング】
♪ 遠い夜空にこだまする 竜の叫びを耳にして
ナゴヤドームにつめかけた
僕らをじぃ~んとしびれさす
いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ
頑張れ 頑張れ ドラゴンズ 燃えよドラゴンズ
(「燃えよドラゴンズ」 詞; 山本正之 / 唄; 板東英二)
「燃えドラ」は愛知県の県歌です。
神奈川県に次いで全国2位の参加校(約190校)が1枚の甲子園出場チケットを求めて争う難関県です。
その難関県の中でも最も有名なのは7度の選手権優勝、4度の選抜優勝を果たし、夏は16連続初戦突破記録継続中の中京大中京高。そして、元祖メイデンの愛工大名電高、東邦高、享栄高と「私学四強」が全国的に強豪校として知られています。
しかし、新たに至学館高がここへ加わりつつあり、「私学五強」となり、他校においては、ますます「甲子園は 遠くにありて 思ふもの」になりつつあります。
ただ、激戦区と見られてはきたものの、有力校への有力選手の集中、もしくは近畿圏への流出が進んでおり、全体としてのレベルの高低については意見が分かれるようになってきているようです。
なお、何故か夏の甲子園に異常に弱い愛工大名電高。連続初戦敗退は2016年現在、8連敗中です。これについては、「名電の節電キャンペーン」と称されるとか。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 中京大中京高 30回出場 81試合 55勝 26敗 0分 優勝; 4 準優勝; 4 ベスト4; 5 ベスト8; 4
2 東邦高 28回出場 76試合 51勝 24敗 1分 優勝; 4 準優勝; 2 ベスト4; 3 ベスト8; 6
3 享栄高 11回出場 24試合 12勝 11敗 1分 ベスト4; 1 ベスト8; 5
4 愛知商高 10回出場 20試合 10勝 9敗 1分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 2
5 愛工大名電高 9回出場 24試合 16勝 8敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト8; 3
6 旭丘高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト4; 3
6 大府高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
6 愛知高 4回出場 4試合 0勝 4敗 0分
9 一宮高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 準優勝; 1
10 岡崎工高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分
10 時習館高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分 ベスト8; 3試合 1勝 2敗 0分
10 岡崎高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
【選抜大会勝利数ランキング】
1 中京大中京高 30回出場 81試合 55勝 26敗 0分 優勝; 4 準優勝; 4 ベスト4; 5 ベスト8; 4
2 東邦高 28回出場 76試合 51勝 24敗 1分 優勝; 4 準優勝; 2 ベスト4; 3 ベスト8; 6
3 愛工大名電高 9回出場 24試合 16勝 8敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト8; 3
4 享栄高 11回出場 24試合 12勝 11敗 1分 ベスト4; 1 ベスト8; 5
5 愛知商高 10回出場 20試合 10勝 9敗 1分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 2
6 旭丘高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト4; 3
7 一宮高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 準優勝; 1
8 豊川高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト4; 1
9 豊田西高 1回出場 3試合 2勝 1敗 0分
9 岡崎工高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分
9 大府高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
【選手権大会出場回数ランキング】
1 中京大中京高 27回出場 98試合 78勝 20敗 0分 優勝; 7 ベスト4; 6 ベスト8; 7
2 東邦高 17回出場 36試合 19勝 17敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 3
3 愛工大名電高 11回出場 15試合 4勝 11敗 分 ベスト4; 1
4 愛知商高 8回出場 15試合 7勝 8敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
4 享栄高 8回出場 14試合 6勝 8敗 0分 ベスト8; 1
4 旭丘高 8回出場 12試合 5勝 7敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 1
7 大府高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分
8 豊田大谷高 2回出場 7試合 5勝 2敗 0分 ベスト4; 1
8 愛知高 2回出場 5試合 3勝 2敗 0分
10 和高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 国府高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 時習館高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 豊橋商高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 愛産大三河高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 津島北高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 愛知黎明高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 名古屋商高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 至学館高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会出場勝利数ランキング】
1 中京大中京高 27回出場 98試合 78勝 20敗 0分 優勝; 7 ベスト4; 6 ベスト8; 7
2 東邦高 17回出場 36試合 19勝 17敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 3
3 愛知商高 8回出場 15試合 7勝 8敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
4 享栄高 8回出場 14試合 6勝 8敗 0分 ベスト8; 1
5 旭丘高 8回出場 12試合 5勝 7敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 1
5 豊田大谷高 2回出場 7試合 5勝 2敗 0分 ベスト4; 1
7 愛工大名電高 11回出場 15試合 4勝 11敗 0分 ベスト4; 1
8 愛知高 2回出場 5試合 3勝 2敗 0分
9 大府高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分
10 明和高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 時習館高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 豊橋商高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 愛産大三河高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 津島北高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 愛知黎明高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 名古屋商高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 至学館高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【愛知県出身者で打線を組んでみた】
一番 ⑨ イチロー (愛工大名電高/オリックスブルーウェーヴほか)
二番 ⑧ 平野謙 (犬山高/中日ドラゴンズほか)
三番 ⑦ 稲葉篤紀 (中京高/ヤクルトスワローズほか)
四番 D 山内一弘 (起工業高/毎日オリオンズほか)
五番 ③ 山崎武司 (愛工大名電高/中日ドラゴンズほか)
六番 ⑤ 服部受弘 (岡崎中/名古屋軍)
七番 ② 木俣達彦 (中京商高/中日ドラゴンズ)
八番 ④ 井上登 (岡崎/名古屋軍ほか)
九番 ⑥ 高木浩之 (享栄高/西武ライオンズ)
① 金田正一 (享栄商/国鉄スワローズほか)
勝利数と安打数で、ともに日本プロ野球の記録を持つ選手を生んだ県です。勝利数では1950年代から1970年代にかけて、前人未踏の400勝を達成した金田正一さん(享栄商)です。最近のプロ野球は投手ローテーションの間隔が長くなったことを考えれば、今後も塗り替えられることのない大記録でしょう。
安打数は言わずと知れたイチロー選手(愛工大名電高)です。オリックスブルーウェーヴ時代の9年間で1278安打、7年連続パ・リーグ首位打者。メジャーでも安打を積み重ね、2013年8月に日米通算4000安打を達成しました。4000安打達成者は日本にはおらず、MLBでもピート・ローズさん(4256安打)とタイ・カップさん(4191安打)だけで、さらにローズさんの記録を抜いて、現在はイチロー選手が「世界で最もヒットを打った男」になっています。
さらに、もう一人、「最もセーブを挙げた」ピッチャーの岩瀬仁紀選手(西尾東高)もいます。2014年7月に前人未踏の400Sを達成しています。
この3人の個人記録を前にしますと、他の有名選手がかすれてしまうほどです。
ピッチャーには野口二郎さん(中京商)、杉浦忠さん(挙母高)、工藤公康さん(名古屋電気)、長谷川良平さん(半田商)、槙原寛己さん(大府高)、金田留広さん(愛知高)がいます。キャッチャーには山倉和博(東邦高)です。
内野も大物揃いですが、外野にはほかに赤星憲広さん(大府高)、杉浦享さん(愛知高)ともったいないメンバーです。