おつぼ見（関山：かんざん） / 松本歯科大（長野県塩尻市）

「里桜（さとざくら：里地で栽培される桜）」の代表品種。


花は大きな八重咲きになり、長い期間持つことが特徴です。枝は内側に曲がって弓なりになり、盃状の独特の樹形になります。まとめて植えるとわびさびはなく、ド派手な並木になるそうです。そのド派手さと強健さが海外では好まれ、欧米をはじめとして世界各地に植栽されています。

残念ながらこの日（2023年4月2日）はつぼみの状態でした。


「大島桜（おおしまざくら）」から作出された交雑種と考えられていますが、奈良時代から伝わるらしいです。

ちなみに葉っぱは開花と同時に展開し始め、新葉は赤みを帯び、裏は黄緑色になります。秋の紅葉はほかの桜よりもよく目立つオレンジ色になって美しそうです。

（気軽に「八重桜を紹介していく予定です」と書いてしましましたが、2週間くらいかかりそうです。まだ、私の心は折れていません。来週に続きます）

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。