2021年9月17日、厚生労働省は3回目の新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を認めることを決めています。3回目の接種を行う理由は、接種から約半年経ちますと抗体量がピーク時の4分の1に低下する場合があるという研究結果が発表されたことによるものです。
当初は2回目の接種から8ヶ月以降に3回目のブースター接種を行うと検討されていましたが、「6ヶ月後から接種できるように」となり、2021年12月に医療従事者の方から始まり、2022年1月に高齢者、以降、一般や職域接種という感じです。
TVでも「(長野県民の)みなさま、3回目の接種をしましょう」と案内が流れていますが、「そもそも接種券が来ていない人には無理じゃん」とTVに向かって文句をいっていたのを外で誰かが聞いていたのか、つい先日、私のところに接種券が送られてきました。
私の場合、2回目接種が8月上旬でしたので、8ヶ月めどのときには4月以降でしたが、6ヶ月後めどとなった現時点では2月以降に可能となります。
ただ、案内では予約が「2月28日午前9時から」であり、実際に接種する場合は、「3月以降の予約枠」ということになります。
そもそも、3回目のブースター接種については、2回以上ワクチン接種したのにも関わらず新型コロナウイルス感染症にかかる「ブレークスルー感染」が起こっているからということで、特に感染力の強いオミクロン株への対応ということなのですが、オミクロン株の次が流行したりした場合に、「はい、4回目」なんてこともあり得ますので。
それでもワクチンの副反応よりも、新型コロナウイルスに感染してしまった方がきついと思うので、「無料期間」のうちに3回目を接種しておくのも得策かなと考えています。
ワクチンの種類は一部でアストラゼネカ製のワクチン接種も行われているようですが、今まではファイザー製かモデルナ製のワクチンを接種しています。私のところに来ている3回目の案内でも、接種場所によってファイザー製かモデルナ製のどちらかになっています。
ところで、日本企業では、アンジェス(DNAワクチン)、塩野義製薬(組換えタンパクワクチン)、KMバイオロジクス(不活化ワクチン)、第一三共(mRNAワクチン)などが開発を行っていますが、アンジェスは2021年12月に、「安全性に問題はなかったものの期待する効果が得られなかった」と発表し、「今後は高用量製剤の開発に注力していく」としています。
塩野義は2021年10月から第II相/第III相臨床試験を開始し、同年12月からベトナムでグローバル第III相臨床試験を開始。2022年1月には、アストラゼネカ製ワクチンと中和抗体価を比較する第III相臨床試験を国内で開始しました。
KMバイオロジクスも2021年10月から第II相/第III相臨床試験を実施中。第一三共は2021年11月から第II相臨床試験を行っており、1月末にはブースター接種の臨床試験も開始している状況です。承認取得目標は、塩野義が最短で2022年3月、第一三共が2022年中、KMバイオロジクスが2023年3月までということですので、私が3回目を国産ワクチンで接種するのは、ちょっと難しそうな感じです。
日夜、ワクチン開発を進めている方々には申し訳ないことと思いますが、これらのワクチンが使われないような状況になってくれることを願うばかりです。
ちなみに、3回目の接種のことを「ブースター接種」といっていますが、「ブースター(booster)」とは、「増幅器」という意味で、昔、TV(アナログ)電波の弱いところで使っていたりした、あれなどのことです。
本日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。