中世の日本では占いで物事を決めたりすることが多く、当時の政府である朝廷や幕府には官人の陰陽師(おんみょうじ、おんようじ)たちがおり、祈祷や占いを行っていました。また、戦国時代には、足利学校を中心に易占いが盛んになり、戦国大名たちは占い師を重用して合戦のタイミングを占わせたりすることがありました。
元々は中国の陰陽五行説(相反する属性である陰陽と火・土・水・金・木の自然を構成する5種が組み合わさってこの世は動いてる)という思想が日本に伝来したことが始まりです。
そして、天文学、気象学、地質学などに民間信仰や朝廷所属だった呪禁師などの技術が混ざり、呪術師的イメージが付き、現在では式神(しきがみ:陰陽師の命令にしたがって、変化自在、不思議な技をなすという精霊)を飛ばしてバトルや御祓いをするようになっています。
著名な陰陽師として安倍晴明さん、賀茂忠行さん、芦屋道満さんなどがいます。
陰陽師は明治時代以降、公的な職業としては消滅させられていきます。ただし、民間レベルでは残り、現代でも伝統的な呪術の専門家もいます。
さて、2020年7月29日に自由民主党の元;副総裁の山崎拓さんの会合に元;首相の小泉純一郎さんが出席しました。その際に、2021年の自民党総裁選での、いわゆる、「ポスト安倍」について、政調会長の岸田文雄さんか元;幹事長の石破茂さんだとの見とおしを示したそうです。ちなみに、山崎さんも同じ認識とのことです。
そして、山崎さんは次の首相は安全保障がよくわかり、リードできる人物がふさわしいとして、「来年の政局を占うと、国際政治の影響が強く出てくると思っている。今や米中の間で新冷戦と呼ばれるような事態が生じていて、次の総理は安全保障がよくわかる人、リードできる人がなるべきだ」ともいったそうです。
発言の揚げ足を取ってはいけないことでしょうけど、「政局を占う」なんてのは・・・。
私たちにとって、占いを信じる信じないは人それぞれではありますが、新聞、雑誌やTVなどには、いろいろな占いがあります。また、お正月などに神社やお寺にお参りに行ったときには、おみくじを引いたりします。
占いは誰もが気になることであるのは現実です。よって、かつて某国の大統領(とその夫人)が重要事項の決定にあたって占星術師の助言に頼っていたという話があったくらいです。日本でも、政界の陰陽師を名乗った富士谷紹憲さんがいました。
まさか、日本の新型コロナウイルス対応が、その場しのぎで迷走しているのは、まさか「占い」で決めているなんてことはないでしょうけど・・・。永田町にはもののけがいるようにも思えますし、国会議事堂の裏手には赤坂日枝神社もあるくらいですから。
「信じるか信じないかは、あなた次第」ではありますから。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
また、このたびの豪雨による未曾有の被害が報じられ、お亡くなりになられた方々には心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。
どうか一日も早い復興と皆様の日常が1日にでも早く取り戻せますように、心からお祈り申し上げます。
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