東京都杉並区の葬儀は福島屋へ 直葬・家族葬などを丁寧にサポート

お客様のご希望される内容・費用に合わせたお葬式を提案する葬儀社を目指しています

枕団子・枕飯に関して感じた事

2009-11-25 11:15:14 | 東京 葬儀

浄土真宗以外の仏教では故人様をご自宅などに

ご安置された後に、枕団子(まくらだんご)と

枕飯(まくらめし)をお供えするという習慣があります。

無宗教の方でもご準備される方もいらっしゃいます。

枕団子は枕供(まくらぐ)ともいいい、故人様の枕元に

供えられます。

そのいわれは、釈尊の入滅を記したお経、

大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)に

無辺菩薩(むへんぼさつ)が香飯(こうはん)を奏上

したにもかかわらず、釈尊は生前ついに

食されなかったので死後ただちに供えたと

記されています。

一般的には上新粉で作ります。

数は六道

(地獄・飢餓・畜生・修羅・人間・天上の六世界)

から6個が普通ですが

地域の風習や葬儀社によって異なります。

当社では枕机を設置させて頂く際

上新粉をサービスで差し上げています。

(作り方を記載している説明書きもお渡しします)

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葬儀までお日にちが空く場合は、お客様に

なるべく毎日取り替えて頂くようお伝えます。

また取り替えた後のご飯とお団子は処分せずに、

枕机の下へラップ等にくるみ

置いて頂くようにしています。

故人様のために心をこめて準備して頂いたので、

ドライアイスの調整の際やご納棺の時に

故人様の胸元へ入れさせて頂きます。

葬儀の際にはもちろん祭壇へお供え致します。

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また最近では最期のお別れの際、ご家族様に

お棺の中へ手向けて頂いております。

20091124b

東京近郊では、葬儀の後自宅へ戻ってから

枕団子・枕飯で使用したお茶碗を割る習慣があります。

なるべく故人様が使用されていて割ってしまっても良い

小皿・ご飯茶碗を用意されるようお伝えしています。

(お箸はご飯と共にお棺へ入れます)

ただし割らずに使用する事にご抵抗がないお客様は、

そのままでもよろしいかと思います。

2005年頃からさまざまな理由により、

病院等から自宅へはご安置せずに、

火葬場内霊安室等の施設にご安置される

お客様が確実に増えています。

仮安置される式場によっては枕机が設置できる

場合もありますが、

堀ノ内斎場・代々幡斎場・落合斎場など

火葬場内霊安室では設置ができないので

枕団子・枕飯のお供えもできません。

その場合はご火葬のみのプランの場合は除きますが、

打ち合わせ等でご自宅へお伺いさせて頂く際に

「小皿」「ご飯茶碗」「お箸」

を預かり、葬儀用(祭壇用)に当社にてお団子と

ご飯を用意してお供えします。

多忙等の理由で当社自身で用意できない場合は

料理業者さんへ

協力して頂いておりますので感謝しています。

またご自宅ご安置の場合は

「ゆっくりとお別れができた」

と確実に感じ取られる方が多いと思いますが、

止むを得ず自宅以外のご安置を選択された場合は、

お式までの間可能な限り、

毎日でも出向き故人様に会って話しかけたり、

手を触れて頂く事をお薦めします。

面会時間等の規制もあり難しい場合も

あると存じますが・・・。

堀ノ内斎場・代々幡斎場や落合斎場などでの

火葬(直葬)や

家族葬から一般的なお葬式(葬儀)までサポート

東京都 杉並区にて40年以上の実績

葬儀社の有限会社福島屋 

http://www.fukushimaya.com

東京都 23区の区民葬 指定葬儀社です


グリーフワークのお手伝い

2009-11-21 11:25:42 | 葬儀

火葬のみの直葬・遺族・親族のみで行う家族葬

一般的なお葬式に関係なく当社では必ず、

故人様のお好きだった食べ物・飲物を

打ち合わせの際にお伺いしています。

規模に関係なくお式をされる場合は、

故人様のお近くにお供えし、最期のお別れの際

お棺の中へ手向けて頂きます。

要冷蔵(冷凍)の食べ物に関しては、

お棺の中には必然的にドライアイスが入っている為

そのまま保存できる理由からタイミングを

見計らってお棺の中へご家族様に

入れて頂いております。

またお飲物に関しては、最期のお別れの際

「末期の水」のように故人様の口元へ

お願いしています。

ご火葬のみの場合であってもそのようなご提案は

忘れません。

お式をされる場合であっても、ご火葬のみの場合でも

最期のお別れを大事にさせて頂きたい想いは

変わりません。

特別な事情がない場合は、

なるべくお客様に嗜好品を準備して頂いております。

基本的には可燃物であれば、お刺身でもカツ丼でも

大丈夫です。

カツ丼等の場合は、ご家族様の手作りでも

宜しいかと思います。

もちろんご希望される方は、可能な限り当社にて

準備いたします。

その場合、実費のご負担をお願いしています。

当社でコーヒーなどのお茶類を用意させて

頂く場合は保温(保冷)ポットに入れて、

お式の前に陶器カップや湯飲みに

注いで頂いたり、お別れの際に紙コップに入れて

蓋をしてそのままお花と一緒に手向けて頂いたり

ご提案して居ります。

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なお、コーヒー・紅茶・日本茶(緑茶・ほうじ茶など)

はサービスの一環として無償で準備しています。

アルコールに関してはお食事の際、皆様方が

召しあがるお飲物を利用するケースもあります。

お客様に準備をして頂くのは、

費用負担がかかってしまいますが、

今後その嗜好品を食する際やお買い求めいただく

際に「故人様を思い出して頂き、故人様との関係を

良い想い出に変えて頂きたい」

という理由もあるからです。

ちなみにグリーフワークとは表現文化社の

碑文谷 創さんの言葉を借りますと

「配偶者や子供といった家族など身近な存在の

死別を体験し、深い悲しみに陥った人が立ち直る

までに努力して行う心の作業」

詳しくは私も同感した表現文化社のこのページ

ご覧下さい。

お客様自身で、自然にグリーフワークができるよう

押しつけではない「ご提案」が出来ないものかと

日々考えております。

火葬のみの直葬

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継続は力なり

2009-11-19 10:32:31 | 葬儀

気がつけばもう11月の半ば。

師走はもうすぐと言う事で、

妻が年末のに向け自宅を整理していました。

不要になった食器等の雑貨が結構あり、

まだ使用できるものでしたので捨てるには

抵抗があり地球にやさしくないので、

ご近所の方がマンションの裏で洋服等を

ベランダに置く密封式のプラスチック製の

コンテナに入れ「ご自由にお持ち下さい」という事

をされていた事もあり、事務所の裏にテーブルを

用意し並べ同じようにしてみました。

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持ち帰りやすいよう

「エアーパッキン・セロハンテープ・紙袋」

も用意し開始。

午前9時30分頃から始めたのですが、

天候に恵まれた事もあり

有り難い事に午後5時までにはほとんど

残っていませんでした。

葬儀業界でもエコがやっと認識されてきました。

発売当初から当社でもお客様に積極的に

エコ棺の「グリーンアーク」をお薦めしてきました。

もちろんお薦めする責任から

なぜグリーンアークを使用して頂くと地球温暖化防止

とカリマンタン島の野生動物たちの育成に

貢献できるのかをしっかりと説明をさせて頂いております。

すると同賛して頂けるお客様も増え感謝して居ります。

他社のお客様利用でもおまり見かけない

グリーンアークの「リーフ柄」が生花祭壇とコーディネイト

すると優しい感じで一番好きなのですが・・・。

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やはりシンプルなユリ白柄とベージュ色を選ばれる

方がほとんどです。

事務所裏でのリサイクル体験から、

これからの時代、業務上お客様にさまざまなエコ的な

ご提案をさせて頂く事も葬儀社の経営者として大事だと

思いますが、それよりも不要なものでまだ使えるものが

あれば安易に捨てるのではなく、さまざまな方法で

リサイクルする事等が大切な事を再認識いたしました。

小さいエコ意識の積み重ね「継続は力なり」

まだ少し不用品があるので

天候が良い日に「無償 青空市」をしようよ思っています。

再利用して下さっている方に感謝申し上げます。

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真実を知る大事さ

2009-11-17 11:12:16 | 葬儀

前回、愛犬2匹から命の尊さと慈悲の気持ちの大切さを

教えてもらっている事を記載しました。

ブログを始めた最初のころに伝えましたが、

2匹目に迎えた「クリ」チワワ♂は

レスキューボランティアの方から

大事な生命を預かった子です。

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里親になったきっかけは、何気に拝見した

里親募集のサイトでした。

それからいろいろなサイトで日本のペット産業の

実態を知る事になりました。

ご存知の方が多い事を願いますが、

現状はアニマルレフュージ関西のホームページ

ARKニュースレターをダウンロードして

ご覧いただければ知る事ができます。

また愛護センター(保健所)の現状は

ちばわんの愛護センター・レポートを見て下さい。

現状を知れば知るほど、

何のために生まれてきたの?どうして?

と強く感じますが、日本の行政がイギリス並

に考え悪質な繁殖業者・ペット業者が

なくなったとしても、飼い主のモラルやペット

として人間に飼われる動物たちを

「大事な命」と感じ取らなければ

残念ながら生命として扱われない処分が

いつまでもなくならないと思っています。

故人的な考えのおしつけや、善人になりたい

わけではありません。

動物を飼っている人もそうではない方にも現状を

まず知って頂きたいと強く願っています。

現状を知ってから先は、様々な考えがあると

思います。

これが正しいという答えを出す事より、

考えるプロセスが

人間にとっても動物たちにとってもプラスになると

信じていまます。そこで行きつけの

動物病院のレジの横に置いてあった宣伝チラシ。

「犬と猫と人間と」というタイトルのチラシでした。

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まだ私自身拝見していませんがこのような映画

を作成でき上映出来る事は日本も少しですが

一歩前進してきた証拠だと嬉しく感じましたが、

その裏には人間の犠牲になっている犬や猫その他

の動物たちがいる事を忘れてはいけません。

自然の摂理の中で生きていないのは一部の方達を除いた

人間と人間に飼育されたり管理されている動物。

だからこそ、いろいろと考える事が大切なのだと思う。

このような考えを「葬儀」と言う仕事に生かせれば

良いのだが・・・。

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想像する事の大切さ・・・

2009-11-14 12:58:23 | 葬儀

父が経営する葬儀社を継ぎ早15年が過ぎ

先代から会社を今年4月に譲り受けました。

私自身、身内の葬儀に携わったのは、

小学生の際、祖母と叔父が他界した際と

福島屋を手伝うようになってからは

叔父2人・母方の祖父と祖母である。

いずれも当然ながら私が喪主ではありません。

つまり喪主の経験がありません。

但し、お客様のお気持ちをくみ取りたいので

一つ心掛けている事があります。

それはその場面場面で想像する事です。

最期のお別れの際は、私の愛妻が先に他界したら・・・

若くしてお亡くなりになられた方の場合は、

我が子のように愛する自分の犬が逝去したら・・・

火葬炉の前でも、大事な方が納められる前だったら・・・

のように常に思うようにしていますが、やはり喪主の経験が

ない私の力不足を感じる事も正直あります。

日頃の意識だとも思いますが・・・。

葬儀業界に入り16年目ですがその月日を振り返ると

ずいぶんお客様からいろいろと学ばせて頂いたと

しみじみ感じます。

学んだ事は私の財産ですので、仕事的にも人間的にも

生かしていこうと考えています。

まだまだ若輩者ですので・・・・。

又、あたり前の事ですが私一人では良い仕事はできません。

支えてくれている家族、頑張ってくれるスタッフや取引業者の皆さま

に感謝しなければと思う今日この頃です。

命の尊さと、慈悲の気持ちの大切さを教えてくれる

愛犬「バムセ」♀パピヨンと「クリ」♂チワワ

にも感謝です。

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