~FOOTBALLを通じた人間育成へのトライ~福岡西フットボールアカデミーの挑戦!

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2020/11/9 2020 第44回全日本U-12サッカー選手権福岡県中央大会 1回戦,2回戦

2020-11-09 23:59:49 | 大会
11月8日(日)、福岡県内各地にて第44回全日本U-12サッカー選手権 福岡県中央大会の1回戦,2回戦が開催されました!

福岡西U-12は筑後地区会場の筑後広域公園フィットネスエリアにて大会に臨みました。

ご対戦頂きました城島FCのみなさま、ジュピターFCのみなさま、そして会場運営に当たって頂きました筑後地区役員のみなさま及び審判団のみなさま、素晴らしい環境でのゲームを本当にありがとうございました!心よりお礼申し上げます!!



【結果】

◆1回戦

福岡西U-12 6(6-1,0-1)2 城島FC (筑後地区 第13代表)


◆2回戦

福岡西U-12 8(6-0,2-0)0 ジュピターFC (北九州地区 第7代表)





11月15日(日)に行橋総合運動公園にて開催される3回戦へ進出となりました!

◆3回戦
◆行橋総合運動公園人工芝
◆10:00キックオフ
◆vs上西郷ウエストキッズ(筑前地区 第2代表)



☆全体の結果はコチラ↓





☆パート別の結果はコチラ↓





☆3回戦以降の組合せはコチラ↓







この日、大きく感じたことが2つ。





1つは、もちろん我がチームについて。

日頃から厳しいことばっかり要求しているけど、いまはいつの間にか選手たちの中では「それは当たり前」という基準が生まれているようで、サッカー以外の面も含めて大切にしてくれているようだ。そんな6年生、もちろんサッカー技術レベルでは大なり小なり、上から下まで、いろいろな選手がいる。でも意識の部分ではだいぶ変わってきたようで全体的な底上げは確実になされているように思う。






だからこそ・・・・あーだこーだ言うものの、何とかして全員を試合に出してあげたいし、一人一人に何かしらの達成感を味合わせてあげたいし、自分のプレーがその試合の結果に色濃く映し出されているようにさせてあげたい・・・・極論言えば自分の活躍が試合の勝利につながるのが一番選手冥利ということ・・・だってそれが子どもたちにとって一番の成功体験のはずだから・・・だからこそできるだけ多くの時間を選手一人一人に与えてあげたいのが本音。。たった2~3分ピッチに立ったからといって全員出場とは言えないし、出された選手もそんな短い時間でどないせーっちゅうねん!となる(苦笑)

でも、これは目標にしてきた公式戦、そして試合時間も40分と限られている。そんな中で、ベンチから戦況を見つめ、前途したようなことを頭に思い浮かべながら、どうにかならないかと、実はものすごい速さで思考している、オレ(笑)

今日この日・・・・交代していった選手が、一人、また一人と・・・・良いプレーをしてくれる。だから次にピッチに立った選手も「よ~し!オレも!!!!」と頑張ってくれる。







そんなときが・・・・チームが上手く循環している、一番そう強く感じる瞬間。選手の、子どもたちの、その前向きな表情と上手くいったときの笑顔と、周囲の、ベンチにいる選手までも巻き込んで生じるその『熱』は・・・・まさに指導者冥利につきる瞬間。

選手も指導者も、実はそんな『時間』が一番楽しい。

ケガ、成長痛で満足にプレーもきない、練習もままならないメンバーがいる。でも小学生最大の大会、何とかして爪痕を残させてあげたい、でも他の選手は彼が休みがちの間ずっと頑張ってきている・・・・試合の流れ、選手間の出場時間のバランス・・・いろいろ考えた結果、前半残り5分を、思い切ってピッチに立たせてあげる時間とした。

そしてやってきたその時。

右サイドの、これまた「緊張するから出場するなら先発でなく途中交代からでお願いします」的な笑えるようなフレーズを残して途中からピッチに立った選手の、超ドンピシャ絶妙センタリングを、およそ浮き球に対してはヘディングをせずに逃げてばっかで俺に怒鳴られるシーンがほとんどだったクセに(笑)、なぜかこのセンタリングに対しては逃げずにヘディングを、しかもめちゃくちゃキレイなフォームで逆サイドに振り切りゴールをゲット。

そしてこれがピッチに立ってからのファーストタッチ。

ピッチに立っていたチームメイトも、ベンチにいた選手も、スタッフ3人とも(オレも含めて)、めちゃくちゃ歓声を上げてガッツポーズ。

ただし・・・・・ヘディングシュートを決めた本人が一番自分に驚いてようだったけど。笑笑wwww




このあとハーフタイムにした会話。





オレ「すっげーヘディングシュートやったやん!」

本人「・・・・あざーっす」

オレ「ファーストタッチやったろ?」

本人「・・・・はい」

オレ「・・・ん?けど、それ以外にボールに触ったっけ??」

本人「・・・・いえ、触っていません」

仲間全員「(一同)・・・・笑wwww」

仲間A「出場5分間でボールタッチ回数1回、そしてその1回がゴール!って、嬉しい反面、なんか複雑~っ苦笑wwww」

オレ「足大丈夫か?5分だけと考えていたけど・・・さすがにボールタッチ1回じゃな~・・・後半もう少しだけ出てみるか?足、いけそうか??」

本人「(めっちゃ笑顔で)・・・・はい!大丈夫です!!出たいです!!!」

そして意気揚々と後半のピッチに向かっていきました。




きっと、このとき、みんな出たかったことだと思う。「よ~し、オレも!!」という雰囲気だったから余計にね。でも、みんな笑顔で「がんばれ!」って。

やっぱね、6年生の中に、技術レベルの差はあるものの、みんなが共有できている「基準」が・・・ちゃんとあるんだろうな。だからこそ自分が出れなくても素直に認めれる、「頑張れ!」って声を発することができるんだろうな~と。






大きく感じたことの1つ、『だいぶ良いチームになってきたな~・・・1試合でも多く、この大会をみんなで進んでいけるとえぇなぁ・・・・いや、何とかして進めてやりたい』・・・・とね。











そしてもう1つ。これは我がチーム以外のこと。

今日この日はいろいろな地区の、いろいろなチームが来場していた。





どの試合も熱量がある白熱したものがあった。きっとそこにはいろいろな『想い』があったに違いない。

まぁ・・・チームによって様々だろうけど、積み重ねてきたものがあって、嬉しいこと、辛いこと、苦しいこと、楽しいこと・・・いろんな経験を重ねてここまできていると思う。

6年生なら尚更。



我がチームの試合の時間以外は、できるだけ他チームの試合を観て回った。

その中の1つ、アビスパvs筑後の試合。アビが先制するも筑後が諦めることなく粘り強くゲームを進め同点ゴールを決める。その後PK戦に突入・・・・残念ながらキッカーの失敗により終幕となった。





PKは本当に難しい。どれだけキックの上手な選手でも絶対はない。あのキック1つで、次に進めるかどうかが決まってしまう・・・これほど酷なものはないよね。

スタンドで観ていたんだけど、隣はアビスパ保護者のみなさまだった。お父さんたちは腕組みをしながらジッと見つめている・・・・お母さんたちは掌を合わせ祈っている人がほとんど。きっとそこにはいろいろな想いや積み重ねてきたものがあるんだろうな・・・・オレも一人の親として・・・・いろいろと勝手に共感していた(笑) 

そして勝利したときの難しそうな表情をしていたオヤジ連中の笑顔、泣きそうな表情だったお母さんたちの笑顔、何より選手たちのガッツポーズと歓喜の笑顔・・・・

これまで何度も対戦してきたサッカー仲間のその笑顔に・・・・こちらも本当に嬉しく思えた瞬間だった。・・・・・と同時に素晴らしいプレーを魅せてくれていた筑後の選手の崩れ落ちている姿に・・・・涙が出そうだった。これも勝負・・・と言ってしまえばそれまでやけどね、やっぱりその一言では片づけられない、何かがあるよな~。



そして、ウチと対戦して頂いた城島FCさんとジュピターFCさんの・・・6年生かなぁ・・・試合後の挨拶の際、流れそうな涙を必死に抑えて、最後までしっかりと挨拶の言葉を発してくれていた選手たちのその姿・・・・スコア上は少し差がついた結果だったけど、内容は決してそんなことはなく、本当に最後までしっかりとゴールを奪うんだ!という気迫を感じられるプレーばかりで最後は防戦一方だった。城島さんには目の覚めるようなミドルシュートを叩き込まれた。本当に最後の最後まで素晴らしいプレーだった。・・・・でもだからこその涙なんだろうな。試合を・・・・途中で諦めていたら・・・・きっと涙なんて出ないかもやしね。勝ったからとか負けたからとか勝敗抜きに・・・本当に純粋な気持ちで思う。いろいろな想いを、本当にありがとう!と。




最後に。

アビスパ同様、これまで本当に多くの試合をさせてもらってきたカメリア。勝手に、一方的にこちらがそう思っているだけかもやけどね、切磋琢磨させてもらってきた、「良い仲間」と書いて『ライバル』と呼ばせてもらってもいいんじゃないかと思うくらいの試合をこなしてきたカメリア。ウチの2回戦と同じ時間帯に隣で試合をしていた彼ら・・・・相当、白熱した試合だったし、熱量がハンパないものだったし、タフで強度の高い素晴らしい試合。

終了のホイッスルが鳴って、崩れ落ちる彼らの姿を目の当たりにして・・・・本当に言葉では表現できない感情が込み上げてきたんだよな・・・・やっぱさ、同じ地区で頑張ってきた、もう選手一人一人顔なじみと言っても過言ではないくらいのチームの、選手の、その姿を見て、何も思わない方がおかしい。





本当にいろいろな想いをもって、ここまで進んできたと思う。本当は声をかけたかったけど・・・・どんなフレーズが良いのか見当もつかなかったから声をかけるのはやめておいた。



本当に・・・・勝負ごとやから勝つか負けるか、仕方ない・・・・という一言では片づけられない・・・よね。



いろいろなチームの、いろいろな人たちの想いを、強く感じた一日。







この帰り道、車を走らせながら・・・・本当にいろいろな人の想いが集まる場所だった・・・・と。

『真剣勝負』・・・小学生だけど、小学生なりの、小学生ながらの・・・・こんなステージを経験できることに心から感謝。



決して一人でサッカーをしているわけではない、お父さんの、お母さんの、チームメイトの、そして素晴らしい試合を一緒にプレーできたサッカー仲間の想いも感じながら・・・・・







1試合、1試合、ピッチに立てれば・・・・・ええな!

3回戦、感謝を胸に・・・・・ガンバロウ!









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