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by fukumaru55 (presented by taito)

その他機材紹介♪ CanoScan9000F

2010-09-22 07:22:18 | その他機材
念願のフィルムスキャナ
今時は〝フィルム専用〟という製品自体が製造されていない。印刷物用のフラッドヘッドスキャナの機能のひとつとして〝フィルムもスキャンできる〟というのが最近の製品事情。

ブローニーフィルムまでスキャンできる機種としてはエプソンかキヤノン。
値段で選べばキヤノン。性能はエプソンが若干上のようだが、それも最大解像度(6400or9600dpi)でスキャンした時に見分けられるかどうかの世界であり、ボクのPCでそこまでの解像度を展開するにはスペック不足。
価格.comのクチコミ情報を見ながら思案すること半年ほど、キヤノンから新製品CanoScan9000Fが出るというので喜んで飛びついた。
EOSユーザーでもありキヤノンを選ぶのが必然とついにゲットである

スキャンのアプリは充実している。ただ、これを使うユーザーはお任せ機能を使うことは皆無であろうし、詳細設定画面からスタートしてもらいたいものだ。

フラッドヘッドスキャナでの最大の欠点はピントが甘いこと。
多くの方々が価格.comのクチコミで議論されていたが、妙案は無いようだ。
ただ、100%画像ではピンの甘さが明らかだが、2400dpi以上でスキャンして画像サイズを75%程度以下にして見る分にはそれ程気にならなくなるし、PCの画面サイズに合わせて表示させる分には全く問題ない。ここが妥協点であろう。

スキャン読込み時間は他機種を知らないボクには比較のしようがないが、PCのスペック上3600or2400dpiでブローニー1本(10枚)をセッティング&フレーミング&読込みで計50分程度といったところ。オートでのフィルム読込みの方が時間は短縮できるが、クロ潰れ部分は画像無しと誤認識される場合があるので、正確に67版の枠でスキャンするためにも手動でフレーミングしている(これが少々時間がかかる)。
ちなみに、光源がLEDのためアイドリング時間がほぼ無く、メイン電源起動後に直ぐに使えるのはありがたい。これだけでもこの機種を選んだ甲斐はあった。

これでフィルムメインで撮影が楽しめるようになった。
EOS5Dを買わずして35mmフルサイズのデジタル画像を楽しめるのはありがたい。5DMarkⅡへの物欲が納まり、デジタル一眼そのものの出番が極端に減ってきた。
「作画はフィルム、記録用にはコンパクトデジカメがあれば十分!?」と、撮影スタイルの変更にまで及ぶ大きな買い物であったのかもしれない。




2010年7月購入


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