まず最初の理由としては、こうした問題を解決するのは本来“大人＝有権者”の役目であって、それを子供に丸投げしてしまった現実は非常に恥ずべきことです。況してや自腹で費用を捻出するだなんて、圧倒的に数を誇る有権者たちは何をやってきたのかと問われる現実です。甲府市の中学１年生の女子生徒が、自分で作ったマスクおよそ６００枚を県に寄付しました。
— NHKニュース (@nhk_news) March 17, 2020
多い時には１日に５時間かけて３０枚以上作っているということで、これまでにかかった材料費およそ８万円は、幼いころから貯めてきたお年玉でまかなったということです。https://t.co/I5pVHSbyh1 pic.twitter.com/JZEfQAaXiD
２つ目は、こうして顔が出てしまうと、況してや其れが【天下のNHK】となると間違いなく彼女に“タカる”輩が出てくることです。彼女としては善意であっても、今の時代は必ず悪用する輩が出てくるので、しっかりと親御さんが彼女の脇を固めていないと彼女の人生を棒に振りかねません。
３つ目は、やはり【天下のNHK】で報じられてしまうことで、海外から出稼ぎに来ている実習生が更に悲惨な状態に追い込まれてしまうことです。既に彼らが様々な問題に直面し、多くの仲間たちが行方知れずになっています。
勿論、中には真っ当な働き場所へと移り本来の役目を実現させている人たちもいますが、それでもまだまだ劣悪な環境で働かされている人たちは沢山いる訳で、そんな中に今回の話が出てきてしまうと、
『日本国民でさえ自腹・無給でマスクを作っているのに、お前たちは経営者から賃金を得ているじゃないか。今の環境が厳しいなんて甘えだ。もっと働け』
と言い出し兼ねません。否、既に言っている経営者もいるでしょう。
こうした話を美談として受け入れてきた結果が今の日本です。ハッキリ言って間違いだったのですから、大人たちが考え方を改めなければならないのです。ここまで落魄れる原因を作ってしまったのは誰あろう国民なのですから😩 。