斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

LGBTQに対する現状の認識なんて、この程度です😔

2020-10-14 03:00:00 | 社会部
私は以前からLGBTQに対しては基本的に好意的に接してきていますが、だからといって条例云々で簡単に市民権を得られるとは思っていません。やはり国民の足並みが揃わなければ大手を振って歩くことはできないんです。



そもそも、まだスタートラインから半歩程度だからこそ、こうした見解や見識が備わっていない人間が出てきてしまうんです。まだまだ茨の道だということなんです。

勿論、区議としての発言としては駄目ですが、たとえ公僕でなくても現状では普通の感覚として出てきてしまうんです。これから長い月日を要して彼らを説得し立場を一歩ずつ築き上げていくしかありません。



海外では既に認められたものであっても、それを日本に直輸入して終わる問題ではありません。やはり基本的な意識や知識が国々で違うのですから、その中で変えていく努力をし続けるしか術がないんです。

また、現状では理解ある人たちだけが表立っているだけで彼らが直接政治に足を踏み入れてきていません。少しずつではありますがカミングアウトをした上で政治の世界に入ってきてはいますが、まだ政党を作るまでには至っていません。これからが踏ん張りどころでしょう。

以前にも書きましたが、その立場は与えられるのを待つのではなく掴み取るべきなんです。所詮、与えられたものは土台が軟で簡単に崩されてしまいますが掴み取ったものは其処に至る過程を肌で直に感じてきているだけに簡単には手放さない意識が備わるんです。

ただ、それを掴み取っただけで終わりではなく常に守っていく努力をしなければなりません。土台が頑丈になっただけで、意識を継続していかなければ何処かで再び崩されてしまいます。特に日本は政治に対する意識が幼稚レベルなので尚更です。

話を戻して、これからが踏ん張りどころとは書いたものの、現状で最も大事なことは【国民が安心して暮らせる社会を取り戻す】なんです。LGBTQを含めた全ての国民が安心して暮らせる状態に戻すことを真っ先に行わないと駄目なんです。

この順序が逆になってしまうのは愚の骨頂ですし、そんな状態で成り立ったものなんて簡単に切り崩されてしまいます。当然ですが理解も進みません。下手すれば生きる道をも失いかねません。



海外を羨ましく思うでしょうが、海外も茨の道を歩んできたからこその今なんです。況してや国民が生きる上で必要な政治に参加し続けた上での同時進行でやってきたことです。きちんと国民としての立場を確立するには政治は避けて通れません。まだまだ茨の道を歩まねばならないんです😔。