これがウイルスに関連しなかったら、まず何処かの段階で悶着を起こした際に近くにいた人間から暴行を受けても不思議ではないと思うんですが、ことがウイルスという、感染力が高く死に至らせる可能性もあるだけに迂闊に近付けない訳です。だから彼は未だに誰からも暴行を受けずに日々生活を続けられるんですよね。※勿論、彼に暴力を振るえと書いているのではありませんよ。気持ちは理解しますけど。【千葉県警】マスク拒否の男、警官殴打の疑いで現行犯逮捕https://t.co/gtzsd1sIn5
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 10, 2021
館山署は10日、マスク着用で飲食店とトラブルになり、駆け付けた警察官を殴ったとして、公務執行妨害の疑いで男を現行犯逮捕。男は、航空機内でマスク着用拒否して運航を妨げたとして大阪地検が1月に起訴していた。
そうなると、もう今回の様に警察の厄介になるしか止める術はないんです。ただ、おそらく小突いた程度であれば罰としても小さいでしょうし、取り調べでもマスク拒否を貫く状態では身柄を押さえている警察としてもクラスターを避けたいでしょうから早々に打ち切りたいと思うんです。殆ど歩く細菌兵器みたいなもんなんですから。
幸いにも日本には、日本だからこそだとも言えますがマスク文化が基本として根付いています。特に近年は春先からの花粉症、冬場のインフルエンザが流行り出すとマスクをする習慣があるので極端に拒否を貫く輩は滅多にいないと思うんです。そこから考えれば、彼の様に貫いているのは目立ちますし、今回の逮捕で更に目立つと思います。
然し乍ら、こうして彼の様な人間が出現してしまう背景には日本政府の危機感の表れが殆どないというのもあると思います。昨年から始まった新型コロナウイルスの猛威に対して政府が真剣に対策を立てて国民に訴えたことがありましたか? 国民や医師、学者から危機感が必要だと喧伝されても政府は布マスク2枚と10万円しか支給していないんですよ。
況してや現政権になってからは言葉のオンパレードだけで何も支給していない有様です。こんな状態では危機感を持てという方が無理がありますし、マスク拒否という荒業は出ないものの密な状態での会食やカラオケルームの利用でクラスターを引き起こしている訳です。
もし真剣に政府が対応していたら、おそらく彼は国民から暴行を受けていたでしょう。真剣だからこそ、生命に危機が訪れるからこそマスク拒否をする輩が許せないのは至極当然な話なんですから、とても彼は平然と暮らせていなかったと思うんです。※繰り返しますが、だからといって暴力を振るえと書いているのではありません。
今回の件は初犯になるでしょうから大きな罰は受けずに釈放されるでしょう。ただ、彼がマスク拒否を貫く以上、似た様な状況下で警察が出動する機会は増え続けるんです。たとえ再び小突く程度のことで逮捕されたとしても受け持つ警察署はクラスターの危機に再び怯えなければなりません。
今回の『マスク拒否男を逮捕』と小さい記事にして扱っても、現状を考えると日本が八方塞がりであることが伺えます。私自身、どうなるか見当もつきません😩。