こんばんは!
最近、キングダムという漫画に、どっぷりとハマっている家づくりアドバイザーの深畑 浩之です(^^ゞ
キングダムは紀元前の中国が舞台の漫画で、歴史上初めて中華を統一した「秦の始皇帝」を中心にストーリーが展開されていきます。
ちなみに主人公は始皇帝ではなくて、秦の始皇帝の右腕?親友?ですね!
この漫画を会社から帰っては読んで、気が付けば深夜になっているという毎日です(笑)
今現在45巻まで出ている様で、僕は34巻まで読みました(^^;)
この漫画はとても人気があるので、読んだ方は沢山いらっしゃると思いますが、まだ読んでいない方はぜひ読んでみて下さいね!
仕事にも通じるものが沢山ありますので、お勧めです!
さて、話は変わりまして今日は家づくりに関するお話をしたいと思います。
よくお客様から
「家を買うと、どのぐらい税金を払わないといけないんですか?」
というお話しを、よくお聞きしますね!
「家を持つと税金がかかる。」というお話を周りから聞くからだと思います。
ですが、ほとんど方がどんな税金がかかるのか?
という事を知らずに「税金」というキーワードに反応して「お金がかかる!」という印象を持ってしまうようです(笑)
それでは「家を購入するとかかる税金」とはいったいどんなものがあるかを、お話ししますね!
各種契約書で必要な「印紙税」、不動産登記に必要な「登録免許税」というのも税金ですが、これに関しては手数料的な意識で支払われるのものですから、きっとあまり不安もないと思います。
ですので、皆様が不安だと思われる「家を購入するとかかる税金」というのは、
◯不動産取得税
◯固定資産税
の2つではないのかと思います。
この2つは住宅購入した後に忘れた頃にやってくるので、住宅資金計画に入ることがありません。
ですので、今回は驚く必要がないようにこの2つ税金を解説させて頂きますね。
先ずは、「不動産取得税」からです。
この税金は、売買・贈与で不動産を取得したとき、また新築・増築したときに都道府県が課税する地方税です。
都道府県によって違いますが、多くは取得後6ヶ月後に「納税通知書」という用紙が届きそれを使用して金融機関でお支払いします。
問題は、どのくらい税金を支払わないといけないのか?という事ですよね。
計算方法は、新築住宅場合はこのようになります。
例として、土地の固定資産税評価額が1000万円、建物の固定資産税評価額が1800万円の場合で計算してみますね!
先ずは土地です。
(1000万円×1/2×3%)— 控除額ですから、15万円 — 控除額という事になります。
ややこしいのが控除額です。
(土地1㎡当たりの固定資産税評価額×1/2×(課税床面積×2)×3%と45,000円の多い方です。
土地が180㎡、建物床面積120㎡だった場合。
(1000万円/180㎡×1/2×(120㎡×2)×3% = 20万円
つまり、15万円 — 20万円 = 0万円
となります。
そうなんです。
新築住宅の場合、この特例があるかぎり、よほどの土地に取得税がかかる事はありません。
問題は、建物です。
(1800万円—1200万円)×3% = 180,000円となります。
という事は、土地の取得税 0円 + 建物の取得税 18万円 = 18万円が不動産取得税になります。
ですが、ご安心下さい。
あくまでも計算基準は固定資産税評価額です。
つまり建物金額ではありません。
固定資産税評価額は独自の評価方法で、構造・素材によってきまるのですが、一般的に建物契約金額の60〜70%と言われています。
1800万円の建物契約金額でもその70%だとすれば、固定資産税評価額は1260万円となりますから、取得税は18,000円となります。
つまり、それほど不安になる金額ではありませんので、過剰に不安がる事もないのです。
今日は、税金のお話でした!
機会を見て、次回は固定資産税のお話をしますね!