早月尾根の次は黒戸尾根へ、尾根繋がりで行って来た。
天候と体力不足で七丈小屋で断念し下山したが急登の連続でハードな登りでした。
日本三大急登と言われているのは
○飛騨山脈・烏帽子岳へのブナ立尾根、
○赤石山脈・甲斐駒ヶ岳への黒戸尾根、
○上越・谷川岳への西黒尾根
北アルプス限定での三大急登あるようです。
(昭文社・「山と高原地図36.剱・立山」に"北アルプス三大急登"と記載されている)
○烏帽子岳 (飛騨山脈)のブナ立尾根
○剣岳、早月尾根
○笠ヶ岳の笠新道・燕岳の合戦尾根
どちらにしてもシンドイ登山道だということです。
9/5に下見で自宅から車で約30分で行ける尾白渓谷駐車場と甲斐駒ケ岳登山道の分岐を確認し渓谷散策してきました(夜間に備える為)
尾白渓谷駐車場の案内看板。白須口から刃渡りまでの登山道はこの通りでした。(ジグザクの登山道)
空が白み始める 9/6 5:00に駐車場をスタートする(標高750m)
竹宇甲斐駒ケ岳神社(9/5撮影) 無事下山出来ますようにお願いしました。
甲斐駒ケ岳の由来、な~るほどと頷く(9/5撮影)
尾白川のつり橋に熊情報。9/5下見後慌てて鈴を購入した。
しかし④クマに会ったら「さわがす、走らず、あとずさり」遭遇したら実行出来そうも無いので鈴は一番大きなものした。
笹の平分岐点(標高1400m位)甲斐駒ケ岳神社からコースタイムで2時間。
ダラダラとした登りで一気に汗が噴出す。
八丁登り(1700m位)長~い急登が続き、体力を奪います。
刃渡り(1881m)左右に切れ込んでいるとガイドブックは書かれているがガスで左右は良く見えませんでした。
足場はしっかりしているので雨天でも問題はなさそうです。
刃利天狗(2049m)8:20着。スタートしてから3時間20分。黒戸山を北に巻きたどり着く。ガスが一層濃くなり展望なし。
屏風岩(2262m)五合目小屋跡の鞍部から一気にテッペンまで登ります。
屏風岩はほぼ垂直でハシゴ、クサリ、階段の連続で登ります。
ここまでの体力消耗でハシゴ登りがキツイです。
このつり橋を渡れば七丈小屋までもう少し。高度差はありません。
七丈小屋第一。10:05着。5時間5分で到着。
七丈小屋第二。人が誰も見当たりません。本当に営業しているのでしょうかと疑いたくなる状態でした。
小屋横のハシゴが登山道。狭い尾根上にある小屋です。
高度が上がるほど、ガスが濃くなり登山道も20mくらいしか見えない。
山頂にたどりついても展望は望めないのと太股が痙攣しそうなため、登りを止めて下山する。
七丈小屋前でおにぎり2つを食べて栄養補給し太股マッサージし11:30下山開始。
高度が低くなった刃渡り付近は視界が広がり始めてきたが山頂はガスが濃いまま。
三大急登と言われる通りヒタスラなが~い登山道を下る。
休憩中、トレルランナーが駆けるようにこの急登をモノとせず登っていった。甲斐駒ケ岳黒戸尾根はトレランの練習コースらしいです。
尾白渓谷駐車場に14:55着。約9時間の登山でヘロヘロ状態でした。
次回は登山道も分かったので晴天日に0時スタートでチャレンジしようかな?
9/5尾白渓谷散策で滝めぐりしてきた。
神蛇ノ滝。見事な三段滝です。
百合ヶ淵、エメラルドグリーンの水面がきれいでした。
旭滝。自然のシャワー(しぶき)全身に浴び、爽快です。
甲斐駒ケ岳の六方石みたいな巨石です。
千ヶ淵。冷たい水は猛暑には最適ですね。気持ちいい。