
地名を冠した古城 ・・

中世より
歴代のフランス王朝が守り続けてきた由緒ある城です。

Louis II de Bourbon-Conde
コンデ公 ルイ2世 (1621年ー1686年 )
太陽王 ルイ14世の従兄弟。
『コンデ 』 はブルボン朝 (ルイ王朝 ) の
流れを汲む名門貴族を指す。
中でもルイ2世は
数々の武勲から 『大コンデ公 』 の名で知られる。

1643年、大コンデ公は「シャンティイ城 」 を受け継ぎました。

以来 「シャンティイ城 」 は、
フランス革命により破壊を受けるまで、
ブルボン朝の名城としてその名を馳せてきました。

1万3千冊以上の蔵書 ・・

古書の数ではフランス最大ともいわれています。

何ともいえない紙のいい香りがしました。

フランス革命で破壊された 「シャンティイ城 」 を修復し、
新たな城主となったのはオマール公の名で知られる
アンリ・ドルレアン (1822年ー1897年 ) です。
(6月16日のブログ参照 )

現在 「シャンティイ城 」 はフランス学士院の所有 ・・
(6月6日のブログ参照 )
『Musee Conde コンデ美術館 』 として一般に公開されています。

膨大な美術品コレクションの中に、
大コンデ公の肖像画を観ることが出来ます。
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