JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

セントパンクラス駅をまもった詩人

2016年08月30日 | ヨーロッパ

セントパンクラス駅 は、1960年代、
老朽化と不採算性を理由に解体の危機にありました。



ヴィクトリア朝 の象徴ともいえるこの建造物をまもるために、
多くの文化人が立ち上がりました。
その中に、イギリスを代表するひとりの詩人がいました。



Sir John Betjeman
サー ジョン・ベッチャマン (1906年ー1984年 )
サーの称号を持つ詩人、作家。
彼は文化人として多くのテレビ番組に出演し、
社会に対して大きな影響力を持つ人物でした。
歴史的建造物保護の必要性を訴えた彼の活動は、
セントパンクラス駅の保存に大きく貢献しました。



2007年、



セントパンクラス駅が ユーロスター の発着駅となりました。
(それまでは ウォータールー駅 )



そしてこの年、



Sir John Betjeman サー ジョン・ベッチャマン
の銅像がセントパンクラス駅に設置されました。



イギリスでは、現在も多くの文化人が、
鉄道駅 の保存、再建運動に参加しています。



セントパンクラス駅のサー ジョン・ベッチャマン像は、
巨大なアーチ天井を誇らしげに見上げています。

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