JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

卒業生

2015年08月24日 | 京都

卒業生 ・・・
大家 安食弘子さんは、
あじき路地から巣立っていった若者をこう呼びます。


(あじきギャラリーにて、大家 安食弘子さん 
 8月6日、7日のブログ参照 )
また、 『あじき路地は出世路地 』 ・・・ とも。
長い歴史の中で、外交官や大手商社の重役などが
あじき路地から出ている ・・・ と。



京都御苑の南 ・・・



裁つ、貼る、縫う、磨く ・・・



すべて手作業の革工房



Rim リム



オーダーは3~4カ月待ちという人気の工房です。



凛とした印象の 押野 敬子 (おしの けいこ ) さん
大阪府出身。
2004年から2011年まで、
あじき路地に住居兼アトリエを構えていました。
『あじき路地には、京都らしさとか、作家の集まりであるとか、
 いつも応援してくれる大家さんの存在とか、
 たくさんの武器というかメリットがあったので、
 卒業する時は、それらがなくなる不安があった。 』
と押野さんは言います。



あじき路地を卒業してからは、、
『頼るものがなくなった分、よりよいものをつくるという、
 本質的なことを頑張らないと ・・・ 』
という気持ちでやってきたと。
後輩へのアドバイスとしては、
作家同士の程よい距離感が大切 ・・・ と。
度を越えて親しくなってしまうと、
卒業の踏ん切りがつかなくなるということでしょうか。



Rim は 『輪 』 です。
人と人とのつながりや、
物ごとが好転することを願い付けた名前だそうです。



ミシンなどを一切使わない
すべて手作業へのこだわりについて、
公式ウェブサイトの中で押野さんは、



『一つでも手を抜くと、仕上がりに必ずひびいてきます。
 気持ちを込めるとイイモノに仕上がります。
 時間をかけて、丁寧に。
 永く、お付き合い頂ければ嬉しいです。 』 (原文のまま )
と記しています。



前の道は富小路通 (とみこうじどおり ) ・・・
工房は、京の風情に溶け込んでいます。

jfk-world


































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