馬籠宿 から少し南へ ・・・
農道と思しき道ですが、
実は中山道 (なかせんどう) です。
東海道 に比べ
大きな川を横切ることが少なく、
古来 身分の高い女性たちの行脚には
中山道を利用することが
多かったそうです。
また、
中山道には政治・経済の道の他に、
絵画や俳諧連歌を育んだ
『文化の道』 という側面もありました。
これは、
中山道の路傍に立つ正岡子規の句碑。
桑の実の 木曽路過ぎれば 穂麦かな
と詠んでいます。
馬籠宿から一里の場所には、
島崎藤村 の揮毫 ・・・
是れより北 木曽路 ・・・
ここは、かつて長野と岐阜の県境でした。
そして、茶屋 ・・・
宿場間の休憩所です。
その茶屋の前には芭蕉の句碑。
送られつ 送りつ果ては 木曽の秋
この句碑建立のいきさつは、
島崎藤村の 『夜明け前』 に登場します。
さらに南に行くと、
苔むした石畳の道 ・・・
次の宿場 落合宿に続きます。
いまは、
いにしえびとが辿った道程を偲ぶ
格好のハイキングコースになっています。
Eagles
Take It Easy
道は様々ですね。
JFK-World
Take It Easy・・・・
まるで、今の自分に贈られたような気になり、しみじみと聴きました。
多くの人が歩いた道ですから、急がず、のんびりと行きます。
Take It Easy ・・・ いい言葉ですね。
肩の力を抜くための呪文のようです。