JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

ソ連時代とは

2022年03月11日 | ヨーロッパ

オデッサパサージュ ・・・



それは、



アールヌーボー建築 の傑作です。



19世紀末、



フランスやベルギーを中心に
花開いたこの建築様式が、



いち早くオデッサにも伝わりました。



また、市街地では、



ソ連時代の映画によく登場する建物を
見ることができます。



私は、
キエフには行ったことがありませんが、
ここオデッサ以上に
個性的で美しい街であろうことは
想像に難くありません。



人々が冷静さを失わない内に、
つまり、正しい判断を下せる間に、



無益な戦争が
収まることを願うばかりです。



さて、1917年のロシア革命を機に、
一度は国としての独立を
宣言したウクライナですが、
それも束の間 ・・・


マトリョーシカ
その後、
1991年のペレストロイカまで、
長きにわたり
ソ連の実質的な支配下に置かれました。



しかし、



ロシア と比べると、



人々の表情は
ウクライナの方が断然明るい。



『ソ連時代はどうだったか?』
という質問に対しては、必ずしも
否定的な答えだけではありません。



特に年配の人からは、
比喩的な表現だとは思いますが、
『少なくとも飢えることはなかった』
などという答えも ・・・

注: リトアニア でも
  同じような話を聞きました。



物事は、単純に『善と悪』に
二分できるものではないのでしょう。
だから戦争になるのかな ・・・


Bob Dylan
License to Kill
そう言えば、昔、 この曲と同名の
”License to Kill 殺しのライセンス”
という映画がありましたね。


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