5月下旬、凱旋門は補修工事が行われていました。
(2013年6月11日のブログ参照 )
高さ50メートルの (凱旋門の ) 屋上へ ・・・
パリを訪れる度に思い出すひとつの映画があります。
1981年公開のフランス映画 「LES UNS ET LES AUTRES 」
邦題は 「愛と哀しみのボレロ 」
(2011年4月24日のブログ参照 )
注: ジャケットのシーンはオペラ座
(映画 「愛と哀しみのボレロ 」 より )
『人生には二つか三つの物語りしかなく、
残酷だけどそれが何度も繰り返される ・・・ 』
こんな詩から始まる壮大なドラマ ・・・
この映画の中に、印象的な凱旋門のシーンがあります。
(映画 「愛と哀しみのボレロ 」 より )
第2次世界大戦を境に描かれる激動のパリ ・・・
(映画 「愛と哀しみのボレロ 」 より )
凱旋門の屋上で演奏される交響詩は、
散在する物語りをひとつの点へと向かわせます。
凱旋門から東へ一直線に伸びるシャンゼリゼ通り ・・・
その先に、
フランス革命の中心となった 『コンコルド広場 』 があります。
(その向こうに 『ルーブル美術館 』 )
反対側の西側には、(凱旋門を軸に )
直線で結ばれている新都市 『ラ・デファンス 』 ・・・
そして、 『グランダルシュ (新凱旋門 ) 』 ・・・
『パリの歴史軸 』 とも呼ばれる一筋の道は、
映画の中のそれぞれの人生を象徴しているかのようです。
さらに、 『エッフェル塔 』 ・・・
パリのシンボルは、
映画の中で最も重要な舞台となります。
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