オデッサ港 の近く ・・・
国立オペラ・バレエ劇場。
ウクライナで最も古い歌劇場です。
リハーサル室では、
この日公演予定のソプラノ歌手が
練習に励んでいました。
指導している先生も元ソプラノ歌手。
どちらも一生懸命。
人から人へ ・・・
こうして伝統が受け継がれ、
新たな才能が開花していきます。
ウクライナはオペラやバレエが
とても盛んな国です。
威風堂々とそびえる歌劇場は、
パリの オペラ座 などと同様、
国の威信と誇りの象徴です。
正面には、
音楽、舞踊、喜劇、悲劇の神々。
一歩足を踏み入れた瞬間から、
時空を超えた
非日常の祝祭的な世界が広がります。
ヨーロッパの人々が
オペラを愛する所以でしょう。
かつてここでは、
チャイコフスキーや
コルサコフが指揮をとり、
シャリャーピンが歌い、
パヴロワが舞い踊った。
喜びや悲しみ、人の情念のすべてが
この空間に漂っています。
目を閉じれば、
割れんばかりの拍手や喝采が
聞こえてくる ・・・
最高の芸術が演じられる空間には
最高の芸術的装飾を ・・・
人の気高い心が宿っています。
しかし、戦争という狂気は、
すべてを破壊に走らせます。
Johnny Deerfield
Lonely Soldier Boy
邦題は ♪悲しき少年兵♪ です。
JFK-World
ほかにも比較的新しいもので「オデッサファイル」がありました。これは面白い本で、屋根裏に眠っているはずです。
映像制作者として、『ポチョムキンの階段』を目の当たりにした時は感動しました。
これがあの ・・・ という感じでした。