
カウナスの ケーブルカー 麓駅の近くにあるこの建物は、
「Vytautas the Great War Museum
ヴィータウタス大公戦争博物館 」 です。

(ライスヴェス通りにあるヴィータウタス大公像 )
ヴィータウタス大公 は、
14世紀 ヨーロッパ最大の版図を誇った
リトアニアの国力を揺るぎないものにした英雄です。

リトアニアにおける
戦争の歴史をいまに伝えるこの博物館では、
恒例の儀式が行われていました。
注: 現在は土日の朝10時に国旗掲揚、
午後4時に貢納が行われる。
以前は毎日行われていた。

かつての大国リトアニアは、
19世紀以降ロシア帝国、ドイツ、そしてソ連の支配を受け、
独立まで苦難の道を強いられました。

儀式は、
独立までの過程で犠牲になった多くの人々への鎮魂です。

1918年の独立宣言から間もない1921年、
この記念碑がつくられたそうです。

1923年11月23日、記念碑に永遠の火がともされました。
しかし、1951年、記念碑はソ連によって破壊されました。

1990年、記念碑は再建され、
同年11月23日 再び火がともされました。

見る角度によっては、
平和を願う女性の手の中で
炎が動いているように見えます。

旗を掲げる天使の塔には、

『KARZYGIAMS (ヒーローたち ) 』
という文字が書いてありました。
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