丸山町 の坂道を跨ぐように立つ鳥居。
鳥居はさらに続きます。
坂道の途中に佇むこの神社は、
「梅園身代わり天満宮」
見代(みだい) ・・・
と呼ばれることもあるとか。
毎年節分の頃から、
境内は梅の花に包まれます。
創建は1700年。
丸山町の乙名 (おとな) である男性が
ある時暴漢に槍で刺されました。
ところが不思議と無傷 ・・・
代わりに男性宅の庭の天神様が
血を流して倒れていました。
注: 『乙名』 とは町役人のこと。
その天神様を祀ったのが
「身代わり天満宮」 の始まりです。
以来、丸山町の氏神様として
篤い信仰を集めています。
華街があった頃は、
牛を撫でる遊女の姿が
よく見かけられたそうです。
体の悪いところを撫でると、
身代わりになってくださる天神様。
アルツハイマーの予防に
ご利益があるといわれる牛も。
こちらは飴を咥えた狛犬 ・・・
歯痛の身代わりに。
黒く見えるのは流れ出た糖分です。
今年は丑年 ・・・
さらにご利益がありそうですね。
JFK-World
これからもよろしくお願いいたします。
丑年、良き年になりますように!
いつも端正な写真に驚き、新たな発見をしています。 謝謝
牛の天神さまは、泰然自若としていて頼り甲斐があります。
黙って身代わりになってくれそうです。
そして、人知れず涙 ・・・
良い年になると思います。