私は 路面電車が走る町 に生まれ、
そこで育ちました。
私は路面電車の古さが好きです。
長崎 ・・・
旅情を誘う街 ・・・
200形 （200番台） ・・・
昭和20年代に
製造された車両だそうです。
製造当時の写真 （向かって右） 。
ていねいに整備され、
いまも現役で活躍しています。
変わったところといえば、
屋根にエアコン機器が取り付けられた
ことでしょうか。
こちらは 300形 （300番台） 。
昭和30年代の製造。
今回長崎で路面電車を撮ったのは
一日だけでしたが、
いちばん多く見かけたのが300形でした。
やわらかく丸みを帯びたデザインに
円熟味を感じます。
当時日本は高度経済成長期 ・・・
そんな時代を駆け抜けた車両 ・・・
私の記憶の中の路面電車は
このかたちです。
そして、500形 （500番台） 。
昭和40年代につくられた車両です。
まるで時代絵巻のような
クラシック路面電車 ・・・
やがて時代は
社会的弱者に目を向けるようになり、
環境問題も重要な課題となりました。
それにつれ、
路面電車に求められるニーズも
変化していきました。
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