8月31日(土)
2:00am時計を直して3:00Amarillo着。田舎なのかと思ったが大きい街で、バスディーポもしっかりしている。途中、休憩やBus Stopもあったが、降りないでウトウト。カウンターのそばでバスを待っていると、“次のバスの時間はFourteen(14)だ”と言っている。40分のまちがいかと思っていたが、14だと言っている。時刻表は4:10am発。バスも4:10出発。たぶん、4:10の4+10で14なのか、とかってに想像。
Amalliroでバスの掃除のため、一度バスがいなくなる。メモしたバスの番号は、7145。戻ってきたバスは7147。一瞬あせるが、大丈夫。常に、Chjkagoまで行く女の人(おそらくオレとずっと同じバス)の動きをまねる。7:00前にミールストップで止まる。降りずに寝る。みんな早めに戻ってきて、予定より早く出発。席は8割埋まるが、オレの隣は空いている。9:20 OKLAHOMA CITY着。運転手が“Final Destination”と言う。St.Louiseまで乗り換えかと思い、聞くと、このバスで行くという。待合室で待っていると、みなバスに戻り始める。降りなくてもよかったみたい。英語が、行き先、時間しか分からない。
<31/08/2002, 10:00 am OKLAHOMA CITYバスターミナルにて 記>(日本には、9月6日配達)
8月31日(土)#3
OKLAHOMA CITYを出てからずっと走り続ける。ここらへんから緑が多くなり、森ができている。そろそろ疲れてきた。22:30 St.Louise着。24時間以上同じバス。4人のドライバー。5,6回Reboarding バスストップ。ミールストップは数え切れない。St.Louiseは予想どうり危ないかんじ。建物は古い。Chicago行きは、23:45。待っていると日本人ボクサーに合う。ロスから南でNYに行き、ロスに戻る途中らしい。本当の貧乏旅行といった感じ。出発まで話す。Chicago行きは、2台出るみたい。満席。早めに並んだので前の方。途中で、寝ぼけて隣の人を起こす。眠り足りない。一日ゆっくり休みたいけど時間がない。もう少しいたいし、早く帰りたいし・・・・。St.Louiseは少し心配だったので、とりあえず安心。NYまであと6日!今日から9月!!
<01/09/2002, 7:00 am Chicago Bus T.にて 記>(日本には、9月6日配達)
*グレイハウンド・バスは、ルート66を、夜も昼も夜も、ひたすら、シカゴに向って走る。アメリカの人たちには、このルート66には特別な思いがあるようである。西部へ。家族とわずかな家財をのせて幌馬車を走らせた。1920年代には、T型フォードにを家族のせて、ユートピア・カリフォルニアをめざした。Go to the West ! だった。
*留守番オヤジは、アメリカ建国200年の1976年に、グレイハウンド・バスで旅した。その時、西部への玄関・セントルイスを夜に出発し、アルバカーキーに翌日の夜に到着した。24時間のバスの旅だった。大西部は、真昼間だった。
*ルート66は、ロサンゼルスからシカゴ。グレイハウンド・バスは、きわめて重厚・安心を与えてくれるバスである。ドライバーの堂々とした態度も、安楽を感じさせてくれるのだ。適当に、レスト・タイム、食事タイムがあって、小さな売店でお土産を探したりもできる。窓風景は、走っても、走っても変わらない。広さに驚きながら、うとうとしたりするのもいい感じだ。夜行バスでは、ひたすら眠るだけだろう。目的地まで、緊張をなくすことができる。アメリカ横断バスだ。