青年の家跡地を公園に

さいたま市浦和区岸町3丁目からの発信です

青年の家跡地を公園に(第3弾)

2007-02-28 15:10:21 | Weblog
浦和の中心街近く旧中仙道沿いに調神社(つきのみや)があり、神社に接して東側に調公園、さらにその東隣に埼玉県が所有していた浦和青年の家がありました。この三つで1ブロックの地域となっていますが、浦和青年の家が昨年の終わりから取り壊され、現在は更地になっております。この更地の面積は約1千坪ですが、地域住民は隣の調公園と一体化した公園にしたいと願っております。しかしこの夢はなかなか叶えられそうもありません。実は2年前に住民にはまったく内緒で日赤の事務所をこの場所に作ることが内々に決まっていたからです。そこで昨年の終わりから住民運動が起こり、県は譲歩して「さいたま市が公園として希望するなら、さいたま市の希望を優先しよう」といってくれましたが、肝心のさいたま市は財政難を理由に購入する意思を示しません。いくら財政難とはいえ街の中心地近くのところで用地買収の苦労がまったくいらない場所に食指を見せないのは何か裏があるはずです。市長を中心に浦和区出身の市会議員や自治会長らが、これだけ都市部の公園化、緑地化の必要が叫ばれている中でそのことにそっぽを向いているのは、明らかにおかしなことを裏で画策しているとしか考えようがありません。平成19年度予算でさいたま市内で8ヶ所の新しい公園が予算化されます。さいたま市長の家は調神社の筋向いにあります。この神社は旧県社で格式は高くありませんが境内が比較的広いことから、正月や七五三などの参拝客がきわめて多く、12日町というお祭りには大変なh賑わいになる、いわば浦和の人にとってはシンボルゾーンとも言うべき場所です。その筋向いで育ち、今も暮らしている市長が千載一遇のチャンスを見過ごそうとしているのは、他によほどの大きな見返りがあるのか、通常の常識では考えられません。2月27日平成19年度の予算審議の中で、市長に近いといわれる浦和区選出のある議員は公園化に反対する理由として、「さいたま市には10区ある、市全体のバランスがある、また公園化を実現するのには時間が掛かる(与野中央公園の場合は用地買収に9年間の長い時間をかけてやっと予算化が出来た、住民の意向は確かに大事だが住民の中には違った意見の人もいる」などとと発言した。これはまったく筋の通らない発言である。なぜなら、
①主要都市15市の人口ひとりあたりの公園面積でさいたま市は下から6番目で、トップの神戸市の三分の一以下、そのさいたま市の中で浦和区は下から3番目でトップの桜区とは比較にならないが、大宮区と比較しても四分の一以下
②通常市街地の用地買収には地権者との関係で時間が掛かるのはあたりまえ、買収の時間が要らないということは神が与えた好機千載一遇のチャンスを見逃せというのは他に魂胆がある証拠
③「他に違った意見の人がいる」というのは調自治会長のことを指しており、この自治会長は市長を中心とするグループの一員と考えられ、自分の意見に反対する自治会役員を弾き飛ばしてきたことで悪名高き人物である
以上のようにいとも簡単に論駁できる理屈にならない理屈を持ち出してきて公園化に反対するのは、市長をめぐるグループがよほどの大きな闇を抱えてうごめこうとしているとほぼ断定できると思っているが、未だその正体は分かっていない。以上