負けた!!
それも勝てる,いや勝ってた試合を・・・
今日はそんな感じ。。。めちゃくちゃ後味悪いです。
負け方もそうだけど,勝てる試合を落としたという怒りしか残っていません,今の俺には・・・
オーストラリア,強かったですよ。これは正直に。。。。
そして,日本もいいサッカーしたと思う。
最後の10分はもちろん,いろいろな見方はあるだろうけど,
でも選手はよくやったと思う。
最後の最後で,勝負がひっくり返ったのは明らかに「監督力」の差ですよ。
それが全てを決めたと思います。
試合後にジーコはインタビューでコメントしてました。
「追加点が奪えなかったことと,してはいけないミスが出た」
言いたいことはわかる。わかるけど,それではいつもと同じことの繰り返しじゃないですか。
そこで動くのが監督でしょ??「監督の采配」じゃないんですか??
とくに,今は準備段階ではなくて,W杯本番なんだから・・・
逆にオーストラリアのヒディンク監督の采配はやはり的確,といわざるを得ません。
ゲームの展開を予測して,必要なカードをきちんと切ってきましたよね。
まず後半8分,ブレッシャーノに代えて,ケーヒル投入。
パワープレーの意図が見えますね。
サイドのブレッシャーノではなく,センタープレーヤーのケーヒルを入れることで,
早めにヴィドゥカに合わせて,とにかくその次をシュートにつなげる展開を意図してますよね。
そして,ケネディの投入。
明らかに,この試合,パワープレーに賭けたわけです。
これでとにかくゴリ押ししていけば,暑さもあるし日本は必ずバテる,と。
最後がアロイージの投入ですよ。
もう言う必要はないでしょう・・・(笑)
おまけに,後半バテバテだったヴィドゥカとキューウェルは代えてない・・・
これは,ヒディンク監督のマジックというより当然の交代でしょう,オーストラリアにとってはね。
その結果が,オーストラリアの得点者。。。ケーヒル2点,アロイージ1点・・・
これは結果論かもしれませんよ。でも,ジーコはどうした??
もちろん後半の途中までの日本はよく守っていたし,動きどころが難しかったのはわからないでもない。
でも相手は動く,暑さはある,疲労も出てくる。
なのに,なぜ動かない??
小野を入れた意図は??それによって中田英寿を1つ前に上げたわけですが,そこからどう攻める??
正直いって,オーストラリアが前がかりにきてるわけでしょう?
だったら,小野を入れて中盤を厚くするよりも,大黒か玉田を入れて
「何が何でももう1点とるんだ!!」というほうが相手にもプレッシャーかけられるんじゃないですか??
あるいは,中盤でプレスがかからなくなっていることに対応するなら,
きっちりとそういう役割を果たせる選手,稲本とか中田浩二を入れるべきでしょう??
結局,小野の投入は相手には全く影響を与えないわけですよ。。。
W杯終わるまでは,ジーコ批判はしないつもりでした。
でも今日ははっきり言わせてもらう。。。監督の力の差がはっきりと出た,と。
これで,クロアチア戦は負けられなくなりました。
でも悲観はしてません。
今日の選手たちの動きなら,きっとチャンスはありますよ。
ただ,何が何でも勝たなくちゃいけない。
ジーコがそういうゲームプラン,采配ができるかどうか??
オーストラリア戦も,さらには最後に追いつかれたドイツ戦を見ても,
今の日本は,選手たちが「自分たちのサッカー」を90分やるだけでは勝てないんですよ。
だとしたら,何かを監督がゲームプランや采配で補ってやらなければいけない,これはもうハッキリしたと思います。
クロアチアにもいくつか,はっきりとした弱点があります。
日本はそこを徹底的についたり,
あるいはゲームが始まったら相手が嫌がってるところが見えてくるはずなので,とにかくそこを攻め続ける。
そんなゲームを選手だけでなく,監督もやらんとあかんのと違うかな・・・
そこが噛み合ったら,勝てない相手ではないと思う。
とにかく,何が何でも勝つつもりで,全員が頑張れ!!
それだけを願ってます。。。日本に力があるなら,きっと結果はついてくるはずだから・・・