どれっしんぐ・るーむ<別館>

~舞台監督を生業とし、“へちもん”とギャンブルを愛する男のつぶやき~

ハットリくん

2006-03-30 01:34:42 | Weblog
私がお世話になっている制作会社(○山さんの事務所でもある)の人だ。
本名はハットリくんではない。そう呼んでいるのは私だけかもしれない。
本当の名前は・・・どうでもいい事なので省略する。

お見せできないのが残念なのだが、どっから見ても忍者ハットリくんにそっくりなのだ。
そう、あの藤子不二雄先生の人気漫画のあのハットリくん
彼女(実は女である)に忍者の格好をさせて、ホッペに渦巻きを書いたら
まさに実写版忍者ハットリくんだ。
(ちなみに1960年代に放送された実写版の忍者ハットリくんは渦巻きが無い!)

私的に、ハットリくんは相当いじりがいのあるキャラである。
行動が読めないところといい、ナンセンスなコメントといい、かなり奥が深い。
働き始めて確か2年くらい経つと思うが、最初はどうしてこの人が採用されたのか
社外の人間ながら、心配になったものだ。
事務所内に、お笑い部門でも作るのかと思ったくらいである。

写真は、そのハットリくんのデスクの日常的な光景である。
自分も他人の事を言えた方ではないが、これはすごい。ある意味尊敬する。
まず、デスク自体の表面がほとんど見えない。そして右手の下の白いモノ。
なんだか分かります?紙の束である。メモ用紙替わりらしい。
ミスコピーなどの裏紙を利用しているのはいいとしても、量が多すぎじゃないですか?
そして結構メモだらけになっている割には、そのままだったりする。
いつ見ても束の厚みがさほど変わらないのもかなり不思議である。

それと写真右下に注目して下さい。
パソコンのマウスがあるのがおわかりいただけると思うが、操作するスペースが
ほとんど無いと思うのだが本人的には充分らしい。
仕事のやり方は人それぞれだし、本人がいいならそれでヨシとしよう。
基本的に悪人では無さそうだし。まぁ、善人にもなれないと思うが。

そんなハットリくんに酒を飲ますとさらに面白い。
そうとう気の利いた酔っ払いとでもいうか、いい酒のつまみになる。
是非お見せしたい写真があるのだが、それはまた今度。

大相撲

2006-03-28 00:39:53 | Weblog
春場所が終わった。場所前の見所としては・・・
1、白鵬の大関取り
2、栃東の横綱取り
3、カド番2大関の進退
4、朝青龍の巻き返し
など、結構盛りだくさんだった。

実際に大相撲中継を見る機会はほとんど無かったのだが、千秋楽は見る事が出来た。
朝青龍の優勝で幕を閉じたわけだが、自分にとって昔も今も最強の関取は
千代の富士ただ一人である。

通算勝ち星1045勝(歴代1位)。幕の内優勝回数31(歴代2位)。連勝記録53(歴代2位)。

素晴らしいの一言だ。

若い頃の激しい取り口。30代を過ぎてからの円熟相撲。
それまでの相撲取りの概念を変えた筋肉質の肉体。
とにかく強かったなー。例えれば北斗の拳のケンシロウくらい。

千代の富士引退の時は、本当にショックだった。ゾノとオグの時よりも。
その後彼ほどの圧倒的に強い関取(横綱)は、私的には出てきていない。
貴乃花も強さを感じなかった。

そういう意味で朝青龍は、第2の千代の富士になれるかもと期待している。
私の中で結構千代の富士とダブるところがある。

千代の富士が出てくる前にも大関候補と呼ばれた関取はいた。
栃赤城、朝潮、琴風・・・。そしてことごとく失敗。
その後関脇にして、初優勝~大関昇進~大関3場所で横綱昇進。
あっという間という感じだった。

朝青龍も、その前に何人も大関がいて、ことごとく撃沈してるなーと思っているところに
現れて、あっというまに横綱になった印象がある。
あと1つ足りないのはライバルだと思う。

千代の富士には隆の里がいた。

今後大鵬の持つ優勝回数を超えるのは朝青龍ではないかと思っている。
ただ、今の一人横綱状態が続くのは危険だと思う。角界的にも。
ライバルがいるからこそがんばれるのではないかと。
多少素行が悪くたっていいじゃないか。朝青龍に期待しようと思う。

ところで、春場所が終わっての感想。
日本人力士がんばれ!
魁皇、最後までよくやった。引退かと思ったよ。本当に。

なんとも・・・

2006-03-24 00:16:00 | Macintosh
愛機PowerBookの調子が悪い。
最近OSを10.4にしたのが原因だ。
入力ツールが正常に動かなかったり、ログイン出来なかったりと
不具合は多岐にわたっている。

ちなみにバックアップはあまり取らない方である。クラッシュしたら相当やばい。
この10年くらいの間蓄えてきた様々なデータベースやファイルフォーマットなど
一から再構築しようと思ったら、それこそ何年もかかってしまうだろう。
現在進行中の仕事に関しても、なんとか続けられるようにするにも
復帰するまでに何日もかかってしまうはず。

いかにパソコンに依存しているかということだが、ゾッとする。

Mac userになって10数年、現在のPowerBook15"は通算4台目。
お世話になってます。もうMac無しでは生きていけない体になっている。

私の周りは音楽業界という事もあり、Mac user率は高い。
それにしてもMac userって、Macに対してコンピューター以上の感情移入している
人が多いような気がしてならない。
Macの事をパソコンと呼ぶ人はあまりいない。あくまでもMacだ。
女の子にいたっては“私のMacちゃん”などと、ちゃん付けする始末だ。

Windowsのほうはどうだろう?少なくとも自分の周りで
私のVaioちゃんとか、私のDynabookちゃんとか、私のThinkPadちゃんとか
言う人は皆無だ。Winちゃんなど論外だ。

さらに分かりやすく例をあげると・・・
秘書「社長、会議の資料はどういたしましょう?」
社長「私のMacの横に置いておいてくれたまえ。」
いたってごく日常的な会話である。

これがWindows userだった場合・・・
秘書「社長、会議の資料はどういたしましょう?」
社長「私のWindowsの横に置いておいてくれたまえ。」
ちょっと違和感がないだろうか?
この場合適切なのは「私のパソコン」ではないか?

勝手な考えだが、Windows userにとってはパソコンはあくまでもToolで
それ以上でも以下でもないのかなー。

Mac userにとっても所詮Toolなのだが、それ以上の何かを感じてしまうのだ。

何はともあれ、こうしてブログを更新しているという事は
無事、私のPowerBookちゃんが復帰したという事である。めでたし、めでたし。

またまた冬?

2006-03-20 02:34:12 | Weblog
先ほど関東近郊の旅から帰宅。
今日の寒さには参った。薄着で出かけていったんで、たまらなかった。
千葉松戸~千葉成田~埼玉熊谷と無理すれば日帰り出来る場所ながら
ご厚意により旅となった。
まぁその場合、確実に3日目は朝来ない者がいたのではないか。

ちなみに今朝は久しぶりに寝坊した。
私は大抵二度寝、三度寝するのだが、アラームを5回ほど設定してあるので
大事に至る事はない。
しかし今日は、何回目かのアラームで起きたときに
「今日はもう遅刻でいいや」と本気で思っちゃったくらいダメダメだった。
まぁ、ツアーマネージャーの電話でことなきを得たのだが。

ちなみに○山○子ツアーには昔から厳しい掟があり、遅刻をした者は
その日の晩メシ(飲み代の事ね)を全員にごちそうしなければならない。
たとえ5分でも。たとえ金持ってない若手でも。
若かりし頃は朝がめちゃめちゃ弱かったので、だいぶ苦労した。金銭的に。
大抵の事はおおらかなのに、これだけは許されないのだ。

それにしても、奇跡起きました!WBC、日本代表よくやった!
ここまできたら優勝だ!

WBC

2006-03-17 00:57:34 | Weblog
いや~、惜しかったなー。
事務所にいたので、最後だけ観られた。9回の攻撃は盛り上がった。
西岡のソロホームランで1点返し、4番松中がヒットで出て、1アウトランナー1塁。
1点ビハインド。

この後の王監督の采配には、潔くて非常に好感が持てた。

俊足の青木を代走に出し、次のバッターに代打で広島の新井を送る。
新井といえば去年のセ・リーグ本塁打王。
そしてネクスト・バッターズ・サークルには横浜の多村。
多村といえば横浜期待のスラッガー。
代走に足の速い選手を送ったとはいえ、明らかに送りバントは考えていない。

1点返してとりあえず同点に、という選択肢もあったと思う。
堀内元巨人監督だったらまずそうしてたんじゃないっすか!
そこは世界の王、9回で決めてやるぜ!みたいな感じが感動した。

そして新井、多村と見事な空振りっぷり!
ゲッツーやら見逃しで終了みたいなショボイ感じじゃなくて良かった。
韓国のピッチャーが良かったと思うしかないでしょ。

それにしても、である。
当初からWBCの開催時期や開催方法に論争があった。
オリンピックの種目からベースボールが無くなりそうな現在、WBCをフットボールの
ワールドカップのようにすることにより、人気復活を目指そうとするならば
課題はいろいろあるのではないか。真の世界一を決める大会なのか。
各国の間にWBCに対する考え方の温度差があったような気がしてならない。

日本はどうだったのか?
JAPANチームは完璧なバックアップを受けられたのだろうか。
他の国は多数の国民を巻き込んでの盛り上がりを見せているのだろうか?
とりあえず、そのへんのことを掘り下げるのは今日はやめておく。

ただ、1つ書いておきたい事がある。
韓国戦が終わって、「松井がいたらなー」とか「井口がいたらなー」とか
考えた日本人がけっこういたはずである。
私は断じて考えなかった。あいつらがいたら勝てたとは思っていない。
あてにしてません。

ていうか、松井と井口は何で辞退したのだろう?(城島って辞退だっけ?)
国を賭けて戦うことよりも、自分のコンディションを取ったということだよね?
好き嫌いは別にして、今回の日本は最強メンバーではなかった。

どうしてそうなったのか。

考えられるのは、ようするにWBCが(サッカーのワールドカップほど)凄い大会とは
思われてなかったということですかね?松井たちには。
好き嫌いを戻して話をすると、もともと松井はあまり好きではない。
(松井ファンの人がいても謝りません。だって嫌いなんだも~ん)
今回の事でさらに好きでなくなった。彼にも彼の事情があるのだろうが
私は彼の家族でも友達でも、ましてや恋人でもないので彼個人の事情など関係ない。
ベッカムがイングランド代表を辞退しますか?
年齢制限がなかったとして、浅田真央ちゃんがオリンピック代表を辞退したと思う?
今場所もし栃東が優勝して、横綱を辞退すると思う?(ちょっと違うか)

ただ環境もあったと思うんですよ。辞退すると言えちゃう世の中の環境が。
でも、出たくても選ばれない選手もいるわけだ。

代表チームに合流してからのイチロー選手の(明らかに今までの彼っぽくない)
大会にかける熱い言動を見るにつけ、松井たちへのあてつけか?
と思ってしまったのは私だけだろうか?

試合終了直後にイチローがシャウトしていたが、どう見てもF○○Kに聞こえてしまう。
自分自身だけに言ったのでは無いと思えてならない。

HERO'S

2006-03-17 00:12:53 | Weblog
昨日、格闘技の仕事に行った。
最近格闘技ばやりでK-1だのプライドだのよく分からん。
自分はどちらかというと、古き良き時代のプロレスファンである。

出場した選手で知っているのは2・3人しかいなかった。
むしろ団体の代表である前田日明を見て、ちょっと興奮した。

タイガーマスクかっこよかったなー。

ホワイトデイ

2006-03-14 23:49:29 | Weblog
誰が考えたのだろう?
多分日本だけの習慣なんだろうな。製菓会社の陰謀か?

とはいいつつ、その陰謀に乗ってしまった。
まぁ、基本的に誰かにプレゼントして喜んでもらうのは嫌いではない。
むしろ好きかも。渡す相手が女の子なら尚更。残念ながらヨメ以外見あたらないのだが。
というか、基本的にホワイトデイはお返しなので貰わないと始まらない。

じゃあ嫁に貰ったかというと、そういえば貰っていない。私が拒否したからだ。
バレンタインデイとは告白する為の行事だと思っているので、だったらいいんじゃない?
的な発想でお断りしたのだが、そこはひねくれた私としては貰ってないけど
フェイントでプレゼントして、何かの時のアドバンテージにするワケだ。
これ見たら怒られそうだな・・・。

ちなみに聞いた話だと、アメリカのバレンタインデイでは男が女に優しくする日だった気がするなー。
ビバリーヒルズでDavidがDonnaに一生懸命なんかしてたのを思い出す。
これ分かる人けっこういるでしょ?

久々の日曜の東京

2006-03-12 23:23:53 | Weblog
今日は大阪から家に戻り、通夜に出かけた。
直接の知り合いではなかったので、淡々とした気持ちで出かけた。

いわゆる“お葬式"というものに対して、人それぞれ考え方があると思うが、
片岡義男に傾倒していた学生時代に読んだ彼の作品の中に、葬式について
書いたものがあって、非常に共感した事を憶えている。
一言で言うと、人の死というそれだけで悲しい出来事を、葬式という儀式によって
悲しみにダメ押しするみたいな、もうこれ以上悲しくする事はないでしょ的な、
要するに葬式に対して否定的な考え方だ。

この何年かの間で考え方が変わってきた。
最近思うのは、葬式とは故人との最後の別れの場であるという、当たり前の事だ。
その時を逃すと、もうほんとうに一生別れを言えないのである。
結婚式に出席出来なくても、後日その人に会う事が出来る。
会ってお祝いの言葉を伝える事が出来る。
このあたりまえのことに遅まきながら気づいたとき、
お葬式も捨てたモンじゃないなと考えるようになった。

しきたりだとか作法だとかの詳しい事はよく知らないが、故人に最後の別れをと
思う気持ちが大事なんじゃないかと。
葬儀に出るか出ないかを私たちは選択出来る。
死んでしまった人は別れを言って欲しい人を選択出来ない。何も出来ない。
ただ、待つだけだ。魂が天に昇るまで。
じゃあ、せめて心から別れの言葉を贈ろうではないか。

そんな事を考えた日だった。

春かと思ったら・・・

2006-03-09 23:46:49 | Weblog
またまたちょびっと寒くなった。気がする。
週末は暖かくなるらしいが来週はまたまた寒くなるとかならないとか・・・。

11日は大阪だ。明日、スタッフは前日入り。行くだけ。
2月の初日以来、初めての大都市である。
にも関わらず、大きな変更がある。このブログをご覧の関係者の皆さん、乞うご期待!
どれぐらいの変更かというと、とりあえずミュージシャン・スタッフ全員に関わる。
全員に関わる変更って、なかなか無いでしょ。しかもミュージシャンの一人がトラなのに。


サッカーのヨーロッパクラブNO.1を決めるチャンピオンズリーグが再開している。
スカパーでしか見られないのが残念なくらい、好カードが組まれている。
ちなみに私は、今年はバルセロナを応援している。
ライカールトというオランダ人が監督をしているのだが、何となくほっとけない感じなのだ。
別にあった事もないけど、気が弱そうなところが応援したくなる。
去年はリバプールを密かに応援していた。なので決勝戦は最高だった。

今日の深夜にレアルマドリー vs アーセナルの試合が、民放で録画放送される。
結果を知っているので、見るのはどうしようかなーと思っていたが、
先ほど知り合いのHPを見ていたら、その試合を大絶賛していた。
その人とは何回か、演出家と舞台監督の関係で仕事をさせてもらったのだが、
元某放送局の人でとても仕事の出来る、物事に対してものすごく鋭い観察眼と洞察力を
もっている仕事人である。その人がサッカー好きだとはHPを見るまで知らなかったのだが
そのサイトを見るだけで、サッカーに対して深い知識があることがわかる。
そんな人がそこまで絶賛するのであれば、見なければならないだろう。

一度、皆さんにもその人のサイトに訪れて頂きたい。
本人の承諾が取れれば、このブログにアドレス掲載させて頂きます。
いかがでしょう、○原さん?

う~ん

2006-03-09 00:36:26 | Weblog
最近どうもブログの更新ペースが落ちている。
ネタに困っているわけではないのだが、むしろツアーネタなんかは結構ある。
あと、まだ出し惜しみしているネタもあるのだが。

とりあえず最近は、眠い。家に帰るとすぐ眠くなる。子供みたいだ。
まぁ確かに帰る時間は遅いのだが。それにしても、である。

ちなみにヨメもブログをやっている。なんちゃってアロマセラピストの
なんとかかんとか・・・とかいうブログだ。
そう、ヨメはアロマセラピストである。なりたてではあるが。
最近では更新ペースは負けている。

それにしても最近の陽気は、春が近づいている感じがする。
花粉症の人は大変だと思うが、自分は花粉症のかけらも無いのでつらさが全く分からない。
そのつらさを花粉症の人から聞く度、あーよかったと思う。
でも、花粉症ではないので本当のつらさは一生分からないであろう。
つーか、分かりたくないし。