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ファイナンシャル・プラニング事務所 インテレクタス 

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バリュー投資 vs モメンタム投資

2016年07月09日 | 投資・運用
バリュー投資 vs モメンタム投資


インデックス投資ではない1)バリュー投資を勧めるハワード・マークス(オークツリーCM会長)著「投資で一番大切な20の教え」と2)モメンタム投資を勧めるゲイリー・アントナッチ(モメンタム投資の第一人者)著の「ウオール街のモメンタムウオーカー」は両極端な投資理論を展開している著書です。

個人的には、ハワード・マークスが主張する考え方に共鳴しています。特に我慢強くチャンスを待ち掘り出し物を見つけるには”二次的思考”が不可欠との事で、二次的思考を磨きたいと感じています。

モメンタム投資の基本的な考え方は”パフォーマンスの良い投資は良いパフォーマンスが続き、パフォーマンスの悪い投資は悪いパフォーマンスは続くー上昇するものは・・・・上昇し続ける」なのですが、投資するタイミングは考慮されていません。やはり、個人投資家でも、色々な情報から将来成長する企業を探し出し、その後直ぐに投資するのではなく二次的思考をめぐらしてタイミングを逃さず投資する事が重要だと思います。ただ、初めからうまくいく訳ではなく何度か失敗をしながら経験を積んでいき二次的思考を磨いていく事も重要です。

なお、邦題は「ウオール街のモメンタムウオーカー」になっていますが、英文の題名は”DUAL MOMENTUM INVESTING”ですので、マルキール著の「ウオール街のランダム・ウオーカー」を意識した邦題になっています。 

シカゴ通貨先物(円)投機筋のポジション(6月28日現在)

2016年07月02日 | 投資・運用
IMM(シカゴ)通貨先物(円)のポジションは6月28日(火)時点でネットの円買い越し額が7,469億円になり、先週の6,537億円から932億円拡大しました。

英国国民投票後、円買いが拡大しています。

なお、毎週火曜日のポジションが金曜に発表されます。

シカゴ通貨先物(円)投機筋のポジション(6月21日現在)

2016年06月25日 | 投資・運用
IMM(シカゴ)通貨先物(円)のポジションは6月21日(火)時点でネットの円買い越し額が6,537億円になり、先週の6,961億円から多少縮小しました。

なお、毎週火曜日のポジションが金曜に発表されます。為替レート102.38円は6月24日NY終値です。

英国国民投票後、投機筋の動向(円買いを拡大するのかそれとも円買いを手仕舞うのか)が注目されます。

為替ヘッジ付き債券投資信託

2016年06月23日 | 投資・運用
為替ヘッジ付き債券投資信託資料作成しました。

資料のまとめより:

個人向け国債の代替投資商品としては、以下の投資信託が挙げられます。

1.為替ヘッジ付き米国優先リート投資信託

対象運用資産としての米国優先リートは安定的且つ高い配当利回りを提供し、値動きは安定していますし、現在の為替ヘッジコストを考慮しても為替ヘッジ後年率利回りは約5%前後が期待できます。

ただし、現在設定されている為替ヘッジ付き米国優先リート投資信託は全て販売手数料が3%及び信託報酬が約2%となっており、コスト高です。

今後コストが低い為替ヘッジ付き米国優先リート投資信託の登場が待たれます。

なお、現在ネット証券では為替ヘッジ付き米国優先リート投信は取り扱っていません。

2.ジャパン・ベターインカム・ファンド


対象運用資産としての日系企業発行米ドル建社債の平均デユレーション:4.5年なので金利変化による債券価格変動はある程度許容範囲

米ドル建社債の平均利回りは2.6%で為替ヘッジコスト及び信託報酬後年率約1%強の利回りが期待できる

販売手数料がゼロで信託報酬も0.572%と低く設定されている

注意点

為替ヘッジコストの実勢値が2016年4月に2%以上に跳ね上がりましたが、米国の利上げ観測が遠のいた状況下、現在は0.8%前後で推移しています。為替ヘッジコストは重要なポイントですので、今後の動向には注意が必要です。

詳細はこちらのホームページで

シカゴ通貨先物(円)投機筋のポジション(6月14日現在)

2016年06月19日 | 投資・運用
IMM(シカゴ)通貨先物(円)のポジションは6月14日(火)時点でネットの円買い越し額が6,961億円になり、先週の5,357億円から拡大しました。日本円買い1,600億円増えたのが要因です。(日本円売りは約400億円減少)

なお、毎週火曜日のポジションが金曜に発表されます。

今後、投機筋の動向(円買いを拡大するのかそれとも円買いを手仕舞うのか)注目されます。