7月30日はココの13歳の誕生日でした。
2011年7月30日にココはこの世に生を受けました。
そして、2021年9月23日に犬3匹、猫15匹のところから我が家にやってきました。飼い主さんが亡くなられたからです。
私はその3ヶ月前の6月22日にナナを亡くしたのですが、自分の年齢を考えるともう犬は飼えないと諦めていました。
ココが10歳と聞き、この年齢なら飼えると思いました。
体重は3kgなく、軽かったのでシニアに優しいと思いました。
初めて会った時から膝の上で抱っこされっぱなしでした。
ベッドに連れて行くとくっついたままそばで寝てくれます。
私はいっぺんにメロメロになってしまいました。
願ったり、叶ったりとはこういうことかと思いました。
ココは2022年9月27日に末梢神経鞘腫瘍で右前足を切断しました。
とても予後の悪いもので、10頭のうち再発しない子は1頭いるかいないか・・・
ココもすでに再発し、2cm大の腫瘍が出来ています
ココは誕生日に何をしてもらったら一番喜ぶかを考えました。
ココは何より抱っこが大好きです。
ココをよく抱っこしてくださる方の家に行こうかとも考えたのですが、この暑い時期に外でとなるとココは体温が高いし、毛むくじゃらなので長く抱っこしていただくのは気の毒だと思いました。
それで、我が家に来ていただくことにしました。
案内状をお渡ししました。
はじめは皆さんごいっしょにとも思いましたが、かき氷を食べていただきたかったのとココをゆっくり抱っこしていただくために、1時間ごとに来ていただくことにしました。
7月30日
数年前から時々、お互いの家を行き来するようになりました。
最初は少しぎこちない感じでしたが、触れ合うたびにココとの距離が縮まって来ていると思います。
皆さんにかき氷をご自身で作ってもらいました。
かき氷を作るのが初めての方や食べるのが5年ぶりという方もいて、皆さん、楽しんでくださったようでよかったです。
以前、犬を飼っていたことがあり、いつもココをとても可愛がってくださいます。
はじめのうち、前の子が大きかったせいか小さいココを抱く感覚が掴みにくいようでした。
話に夢中になっていると足元にいたココが体を押し付けて来て、「まあだ?」と抱っこを催促しているように感じられたそうです。
1年以上前、車で通りかかられた時、ココだけを車に乗せてくださいました。
ココは不安げなそぶりを見せることなく、ルンルンでした。
私は後から走って追いかけました。
ナナの時からずっとお世話になっています。
いろいろな情報を教えてくださり助かっています。
いつもご夫婦で小春ちゃんと散歩をされていました。
ココが我が家に来て、最初にココを家の中まで入らせてくださいました。
以前、飼われておられたのがトイ・プードルのプーちゃんだったので、ココに親近感を覚えてくださったのでしょう!
車で通りかかられると必ず、声をかけてくださいます。
ココがなかなか帰ろうとしない時は我が家の方に誘導してくださいます。
ご夫婦で来てくださった方が二組おられました。
ココにも美味しそうに見えたでしょうがココはガツガツと食べようとはしません。
ネバーエンディングストーリーのファルコンを思い出しました。
ファルコンは幸運の竜と呼ばれていたのですね!
8月1日
ブログに何回も登場しておられるSさんとYさんが来てくださいました。
毎日のようにココがお世話になっています。
ココは布製のふわふわしているものが大好き!めざとく見つけました。
でも、その袋の中にはもっと好きなものが入っているよ〜!
昨年のお誕生日にもいただいた🎂ですが、それはそれは美味しそうに食べます。
残りは小さく切って、いつでも食べられるように冷凍庫にしまってあります。
ココをいつも抱っこし可愛がってくださり、ココの誕生日を祝ってくださった方々にうちわを差し上げました。
先日、書の教室で書の活用として、うちわに文字を書く課題があったのです。
ちなみになぜ「幸」を選んだかというと、『ココが皆さんに愛されとても幸せであること。』『誰にでも愛想を振りまいて寄っていくココがきっと皆さんに幸せをお届けしていること。』からです。
もう一つ、このブログ名は我が家の庭に四つ葉がたくさん生えるので「クローバー 匍匐 福福」にしました。
常々『みんなの心に幸せがいっぱい広がりますように!』と願っていることからです。
裏側の片方の写真は何枚かのココの写っている写真から選んでいただきました。
もう片方はこのフォトブース😅 でココといっしょに撮影させていただきました。
たくさんの方々に来ていただきました。ココは本当に幸せです♪
何度も書いていますが、ココのがんは悪性度の高いもので、半数の子は1年以内に亡くなっているそうです。
早い子は3ヶ月、長い子で43ヶ月・・・
ココは術後22ヶ月を過ぎました。
再発してもこんなに元気でいられるのはまわりの皆さんにこのように愛され、抱っこしてもらっているからだと思います。
ココはオキシトシンやエンドルフィンなどの癒しホルモンがたくさん出ていると思います。
次は9月27日、術後2年のハードルのクリアを目指します。
ぜひ、長生きの最長を更新してほしいと切に切に願っています。