昨日3月29日(日)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・公園などの子どもの遊び場に大人が増加、健康づくりに利用中/神奈川県内』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
神奈川県内の公園や動物園など、これまで子どもの遊び場
だった場所に、中高年の姿が目立っているそうです。少子高齢化で
子どもが減る一方で、健康づくりなどの目的で利用する
大人が増えているようだということです。
確かに地元の小さな公園や遊具に恵まれている公園には、まだ子どもや子育て中の
ママさんやパパさんの姿などを多く見かけますが、中規模やある程度大きな公園と
なると子ども連れの親子の姿も見かけますが、それと同時にウォーキングや
ストレッチや軽い運動、体操をしている中高年の方たちの
姿も多く見かけるようになりましたね。
少子高齢化の影響もあるかもしれませんが、それ以上にウォーキングブーム、
マラソン・ジョギングブーム、健康づくりブームというのが、かなり追い風に
なっている気がします。2月13日(金)には

として取り上げたように、野鳥の観察スポットとして知られて、多くの緑が
残されている大和市下鶴間の『つるま自然の森』の保全策を
検討していた大和市が2010年度以降、森の約7割に当たる
約2.6ヘクタールを順次、地権者から買い取る方針を固めるなど、
少しずつ緑地・里山保全の観点から里山整備や公園整備が進められるように
なってきましたが、それでもまだまだ各地域、特に公園整備に関しては、
子どもたちからも毎年各地域で開かれている子ども議会でも要望が挙げられるように
整備が進んでいないのが現状です。また未就学児の利用が大幅に減っているというのは、
各地で相次いだ老朽化、あるいは欠陥等による遊具による事故というのも大きいと思いますし、
事故に伴って遊具自体がなくなってしまって利用がしにくいといったこともあるでしょう。
また、不審者等の問題というのも大きいと思います。
先にも書いたように、子ども議会で公園整備の要望が多いということは、
それだけ子どもたちも本当はもっと公園で遊びたいと考えているということですし、
健康づくりブーム等で中高年の方たちの姿を多く見かけるようになってきているという
ことを考えても、やはり各地域しっかりと整備を進めて、子どもから大人まで
安心して遊べる、楽しめる公園環境を作っていかないといけないと思います。
地域のボランティアなどによる防犯パトロールというのもよりいっそう
しっかりと行っていかないといけませんね。