こちらも昨日10月26日(金)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・携帯利用は公立校小6で4割近く、中3は7割超/神奈川県内』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
神奈川県内の公立小学校の6年生の約4割近くが
携帯電話で通話やメールを楽しみ、中学3年生では
その割合は7割を超えていることが、
文部科学省の全国学力テストに伴って行われた児童生徒への
アンケート調査で分かったそうです。携帯電話を日常的に
利用している姿が浮かび上がったということです。
専門家は『携帯電話を有害と決めつけて
やり過ごせる時代を終わった』と指摘し『携帯』という
メディアと子供たちが向き合うための情報教育の
必要性を指摘しているということです。
この調査結果に関しては、もう以前からおおよその想像は
ついていたことで、さほど驚きはありませんね。
増してや最近の傾向として、防犯・防災等の連絡手段として
親が持たせるケースも多いですからね。
それにもうしっかり情報コミュニケーションツールとして
根付いているのは教師の方がよく分かっているでしょうし・・・。
また、現状持ち込みが禁止されていても、学校に持ち込みを
認めているというか、黙認している部分もあるでしょう。
授業に差し支えることさえなければということになりますが・・・。
そういった面を考えると学校や教育委員会側が完全に持ち込みを
禁止するというのはもう出来ない社会になっているということですね。
ただ、神奈川新聞本紙では少し触れていましたが、有害サイトを利用して
犯罪《被害者、加害者両方を含む》に繋がるケース、
あるいは学校裏サイトなんていうものも存在し、
いじめや学級崩壊、学校崩壊に繋がるケースもあるので、
これどどうやって防止していくのかという取り組みも大切になりそうですね。
携帯電話会社では、いろいろこの有害サイト等のフィルタ導入等の
動きがあるようですが、教育委員会や学校、家庭、地域等が協力して
取り組まないといけないということでしょうね。
個人的なことを言えば、心配なこととして携帯電話が友だちと
繋がる唯一の絆なんていう話しも聞き、携帯電話を
持っているか持っていないかでいじめに繋がるケースもあると聞きます。
《こういうことをいじめにつなげるのは大きな問題ですが・・・。》
友だちとのつながりが、携帯電話1つというのはすごく寂しいことで、
これが亡くなると友情が壊れるというのはどうなのかなぁと思います。
携帯電話を通じての広く浅くの付き合いではなくて、
携帯電話があるないに関わらず、付き合う範囲が狭くても、
良い意味で深い絆で結ばれる友だち付き合いというのを
大切にして欲しいですし、考えてほしいなと思います。
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