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イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

クリスマス・イブ

2012年12月25日 10時51分43秒 | イタリア・イベント

Buon Natale!!
メリー・クリスマス

2012年のクリスマスは・・・雨降ってるみたい。
本当に今年の天気を象徴しています。
しかし、例年にない暖かいクリスマスなんですって。

さて、こちらではクリスマスイブの夜、クリスマスの昼は恐ろしい(いやいや)ご馳走です。
昨日の夜一緒だった12歳の男の子は
「今晩と明日しかご飯食べない」と言っていました。いや、食べられない・・・だよね。

昨日は出かける前に今年は全然やっていなかった街中のクリスマス探しを暖かいし、天気も良かったのでしようと思っていたのに、仕事が終わらない。
クリスマス後には仕上げて送りますと言ってある翻訳の仕事が・・・
”クリスマス後”って言い方かなり微妙だけど、26日もお休みのこちら、とりあえず27日の朝までに送ればOKでしょう・・・って既に日本人っぽくないのよねぇ。
ということで、ギリギリまでてこずっていた。
いや、この時間もそちらに掛からないといけないのですが・・・エンジンかかるのがいつも遅いからこうなる。
いや、今回は1週間だもんなぁ・・・きついよ。
でも仕事が有ることはとってもありがたいことなので、頑張ります!!・・・さっさと始めろ!!

で、昨晩ですが、場所は昨年と同じイタリア人Signoraのお宅。
今回も総勢14名。
昨年とほとんど同じ顔ぶれ。

こちらが前菜
シュー生地にサーモンと野菜をはさんだパニーノ
茹でたえび&Insalata Russa、ロシア風サラダ
ストラッキーノチーズとズッキーニを混ぜたもの
アラブのパン
ワインはSfuso(量り売り)だけど若干泡泡していて(どんな日本語だよ)おいしい~!!

あとこれだ
グリーンピースとイカの煮たの。
クリスマスイブの食事は魚
これは翌日の肉三昧に備えて質素な食事をするという・・・魚の方が贅沢じゃないか?特にFirenzeあたりは、なんて思うんですけどね。
「イヴの食事ではたいていの場合、最後の晩餐にちなんで、12~13種類の料理がテーブルに並ぶ。
イタリアでは七種類の魚を食べるという伝統もある。」という記事を発見しましたが、どうなんでしょう???


プリモのパスタも魚介・・・
そしてもちろんメインも

Baccala'(バッカラ)と呼ばれる鱈

お料理はここまで・・・と言ってもさすがの私でもきつい・・・しかし間髪をいれずにDolce(ドルチェ)
4種類くらい有りましたよ。

気になったのがこれ、かわいいんだけど、とにかく甘い!
かけらを食べただけだけど・・・

こんな感じで毎年クリスマスイブの夜はふけて行く。
今年はフィレンツェに来て6回目のクリスマス。
そのうち半分をこちらで過ごしています。
さて、来年はどこでクリスマスを迎えることになるのやら・・・
調度家に向かう頃、25日0時から始まるミサに向かう人たちとすれ違いました。

プレゼピオをコレクションしていると知ってるいる友人からのクリスマスプレゼント。
陶器の鈴です。

さて、仕事仕事・・・とかいいながら天気が良くなったらクリスマス探しに出かけるかもしれません。



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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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うらやましい (Shoko)
2012-12-26 06:56:21
ご存知の通り、日本はクリスマスイブに盛大にお祭りをするけど、ヨーロッパでは静かな1日。そしてクリスマス(25日と26日)は家族で食事に出かける。
この時期は私にとってとても苦痛です。なぜなら、1)お店がどこも閉まってて人の姿が見えないから、2)友達のところに誘われたらクリスマス料理を食べなければいけないから。

ドイツでは、鴨、アヒルのオーブン焼きとジャガイモの団子がならわし。そうでなければ孔子のカツ、ソーセージとジャガイモサラダ、鹿肉の煮込み、泥臭いヨーロッパの鯉のボイル。

うれしい事に今はネットでイタリアのラジオを聞けます(普段使わないイタリア語を聞くレッスンをしてます)。今日はクリスマスのレシピについて語っていました。イタリアではやはり魚がメインですね。鱈の乾燥を調理したり、マグロの頭を調理したり。ラジオを聴いている人がそれぞれの地域での「我が家のクリスマス料理」を電話で説明していましたが、とても感心しました。
同じヨーロッパでもこんなに違うのかと思いました。
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まちがい (Shoko)
2012-12-26 17:55:17
孔子ではなく仔牛です。
(お分かりだと思いますが)
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もう (fontana)
2012-12-26 18:28:21
Shokoさん
10人に9人は家族と過ごすクリスマス。特に景気が悪い今年はほとんどの人がおうちで過ごしたようです。(外食3割)とは言いながらもクリスマスの食事は節約しないのがイタリア人!今年から法律が変わって祭日でもお店を開けてもいい(もちろん税金は払いますが)ことになりクリスマス前は、開ける開けないとニュースでも話題になっていましたが、ほとんど開いていなかったそうです。

このあたりはまずCappelleti in brodoがprimoの定番ですかねぇ。それと大体2種類以上の肉!!大抵グリルしただけの簡単なものですが、一番初めのクリスマスをイタリアで過ごしたときは、牛、豚、ハト、鳥の4種類+サルシッチャが出て、ハトを食べることに驚いたことを覚えています。鳩は結構クリスマスお目にかかりましたねぇ。(それ以外の時期ではあまり食べないかも)この2本を軸にいろいろなものがくっついてきます。こうして書いているだけでもお腹がいっぱいになりそうです。(笑)
違うおうちにお呼ばれしようものなら2日連続死ぬほど食べなくてはいけなくなったりしますからねぇ。(食べなきゃいいんですけど)

最近読んだ池上彰氏の本に「料理のまずい国は戦争に強い。だからイタリア人はすぐ降参した。ということで中国も戦争には弱いと思うんだけど・・・」というような話が出ていました。(笑)
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